仕方なかったと言ってはいかんのです

NHKドラマ「仕方なかったと言ってはいかんのです」鑑賞。九州大学医学部による米軍捕虜の人体実験をテーマにしたドラマで、妻夫木聡演じる鳥居の半生が描かれた

軍部に逆らえなかった。上司に、先生に、環境に、はたまた自分に、逆らえなかった。だから、''仕方がなかった''、と。

もちろん、そのような考えは間違いではないし、現に情状酌量の余地や、責任阻却になる可能性はある。しかし、このドラマで言っていたことは、''仕方ない''で許されるのは感情であって行動ではないということ。

理由がなんであれ人の命を奪う''行為''は許されるものではない。そこに至った経緯(戦争や正当防衛etc.)が正当化されようと、それだけは揺るぎないのである。

その時の最善を尽くすこと。

#終戦ドラマ #言うは易し#娘の演技

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