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荒立宮・天真名井・くしふる神社

高千穂宮から少し奥まった場所にまとまって
荒立宮・天真名井・くしふる神社を参拝

荒立宮

とてもこじんまりした可愛らしいお宮

なので、とても素朴感漂うこのお宮は
わりと好きな感じで今回は3回目。
他に比し人も少なかろうと思いつつも
駐車場完備 露店ありでちょっと開けた感が漂う。

どうやら芸能人の紹介でお勧めされ
全国的にも有名になっているらしい。
あめのうずめさまは芸事の神様だからかな

実際
芸能人らしき人も訪れていて
わたしゃ全くわからない人だったけれど
何やらちょっと栄えた場所になっていた。
なんとなく、素朴感が好きだっただけに
ちょっと寂しいような。

芸能人だから特別ご利益頂き
活躍を願っているようで。
けれども
これからは
誰もが芸能人!!

ほんとは誰もが芸能者
個々の個性を発揮して
自分を表現する時だから
猿田彦さんの導き
天鈿女さんの表現
みーんなに、必要とされる神様。

ということで
これまでとは、また違う気持ちで参拝。

祭神 二柱神
猿田彦命(さるたひこのみこと)
天鈿女命(あめのうずめのみこと)
大年神、迫天満、当地一帯に住む興呂木(こおろぎ)家の先祖を祀る。
二柱が結婚してここに住まわれた地とされる。
荒木を利用して急いで宮居を造ったため
荒立宮と称した。

猿田彦命は記紀に天孫降臨の道案内をした神
であると記され、道開きの神として知られ、また
天鈿女命は同じく記紀に天照大神が天の岩戸に隠れた際に、
楽しげに舞い踊った神として知られている。
交通安全、五穀豊穣、商売繁盛、厄除、夫婦和合、
安産、長寿祈願、芸事の上達、厄除け、子宝、長寿
などに利益があるとされている。

歴史
明治時代になって村社に列し、明治末(20世紀初頭)の神社合祀政策により高千穂神社に合祀され廃社とされるが、後に復社されて現在に至る。

Wikipedia

高千穂に一度合祀されたから、高千穂神社内に
荒立宮が祀ってあったのだとわかった。

社内はコンパクトな店内という感じて
おみくじやお守りがある
勝手に賽銭箱に
御代金入れてちょうだい方式


あちらの奥に秘宝があるのかな
猿田彦さま とにかくでかい


お隣の小さな屋敷は神楽殿風

美しい切り絵の紙垂が特徴
なにやら興味深いお面が見えるが
ガラス越しでしか見えないのが残念


屋根の軒にお面


猿田彦様どう見ても天狗さん



周辺には、前回まで気づかなかった鳥居が出現
ここも新たに整備されたのかもしれない

こんなところに金比羅宮があったのか
ちょっと覗くと
美しい竹藪
少し登ってみると
小さな祠
こちらが金比羅宮
どことなく発光した樹々の中に
ひっそりと
お祀りされている

大きな社というものは
本当は必要ないのでは?と思わせる
自然と調和した静かな佇まい

自然の中で、自然に敬意をはらい祈る
その原型みたいな粛々しさが
かえって心地よい。


金比羅宮も拝しここを後にする。

桜もちょうど満開であった


天真名井

荒立宮から徒歩でも歩ける距離

真名井の敷地に巨樹が群生


正面から
この下に水の貯留タンク
樹の根ごと水につかり
水が湧き出ている様子
巨樹区内の内側


樹内部が朽ちてもその周辺から
新たな芽が伸びて成長し続ける感じ
すごい生命力
屋久島の樹みたいな感じかな
行ったことないけど


古木のためか
下から添え木があてがわれている
重量も凄そう


どういう構造かわかりにくい程の
古代巨大樹の全体像
生きてますって感じが凄い!



全体像を見渡したその奥にもなにやらがある

夜泣き石
夜泣きで困るのは昔も同じ



くしふる神社


続いてすぐそばのくるふし神社

万歳している枝々


あまりのシンプルさと特徴のなさに
二度目の参拝だと気づけなかった。

社殿内は真っ暗
近付くとセンサーで
ピカッと明るくなり
これで以前もお参りしたことを
ようやく思い出せた


本殿
左側
右側
左右の彫刻が立体的で美しい


神社周辺は大きくて背の高い樹々に囲まれる

裏山にも続く道があったが時間が必要そうなので
またの機会があれば散策してみたい。









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