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法學院狂魔のラーメン紀行(と言ってもそんな大袈裟なものではありません)

取り敢えず気楽に読んでください

いきなりですが、私はラーメンが好きです。毎日食べている、というわけではありませんが、月に数回程度はラーメンを求めて「巡礼」します。本記事では、私が食べた中で「特に美味しかったもの」「感銘を受けたもの」を私の独断と偏見で(?)厳選して数点取り上げます(飯テロになる事は必至なので深夜には見ない方が良いでしょう)。「ラーメン巡礼」の参考になれば幸甚です(勿論嗜好は人それぞれなので、あくまで参考ですよ)。

⚠️注意⚠️
店舗の沿革等については敢えて言及しません(個人情報保護の観点から)。
価格についてはその都度「大盛」「トッピング追加」といったものを盛り込んでいるため、当てにならないので記載しません。
結局、味の評価(感想)に尽きるというわけです。
適宜更新/追加しますズイ(ง ˘ω˘ )วズイ

【ラーメン/つけ麺編】

1:ネギチャーシュー麺(ラーメン桜道/埼玉県三郷市)
【こってり/太麺/豚骨醤油/鶏油】

家系ラーメンの店ですが、まず特筆すべきは、朝の7:00から営業しているという点です(朝のラーメン、つまりモーニングラーメンという事で「モーメン」というらしいです)。その上昼とほぼ同様のメニューが食べられます。今回はネギチャーシュー麺(中盛り+万能ネギ+味玉)です。一見して分かる通り、大量の葱(しかも細切れチャーシューが入っています)で埋もれています。この下に大振りのチャーシューが5枚隠れており、更にほうれん草もデフォで相当な量です(追加トッピングしたらどうなっていた事でしょうか…)。家系らしく鶏油とカエシのパンチが効いた濃厚豚骨スープは、歯切れの良い太麺は勿論の事、シャキシャキ食感の葱にもしっかり絡んで実に美味いです。味玉も程良い半熟具合です。と言うか朝に食べるものではないだろこれ。

「お供」として注文したネギ丼。葱の量が半端でない。

見て分かる通り、これも大量の葱と細切れチャーシューにご飯が埋もれています。こういう容赦のない盛り付け、私は好きです。葱にはしっかり味が付いているのでそのままでも十分美味いですが、後半にラーメンのスープを少し足して味の変化を楽しむのも良いでしょう。

2:中華そば醤油(富田食堂/千葉県松戸市)
【あっさり/細麺/鶏清湯】

3種類のチャーシュー(豚バラ、豚モモ、鶏)と金華豚ワンタンを追加トッピング。鶏の旨味がしっかり滲み出た香り高いスープと小麦の香りと甘味が活きている細麺との相性は抜群です。柔らかく煮込まれて奥までタレが染み込んだバラチャーシュー、低温調理で肉の旨味が凝縮されたモモチャーシュー、ぷりぷり食感の鶏チャーシュー、大振りの金華豚ワンタン、どれも単品で出せる程美味く、しかもそれぞれが麺とスープと「調和」しています。

「お供」として注文した半炒飯。「半」というものの十分なボリューム。

具材はチャーシュー、卵、ナルト、葱とオーソドックスです。焦げた醤油ダレが米や具材と絡み、絶品です。シンプルな味故に素材が引き立っています。サイドメニューと言うよりメインで出せるレベルです。
ちなみにこの店はラーメンよりもつけ麺の方が有名ですが、勿論私は食べました。以下に記します。

濃厚チャーシューつけ麺
【超こってり/極太麺/魚介豚骨/魚粉】

特筆すべきは想像を絶する濃厚つけ汁と極太麺です。割り箸とほぼ同じ太さであり全粒粉を練り込んだもっちり極太麺に、濃厚魚介豚骨の旨味が絡むと言うか纏わり付きます。魚介の芳醇な香りと豚骨のパンチで、大量の極太麺があっという間になくなっていきます。つけ汁に入った柚子の香りも食欲を止めてくれません。私はつけ汁をスープ割りをしないで飲み干しましたが「飲む」と言うより「食べる」感覚です。チャーシューに絡めても勿論絶品です。私自身がチャーシューになるかも知れないが。

3:龍ひげ醤油らぁめん(龍のひげ/茨城県水戸市)
【あっさり&こってり/細麺/鶏ガラ/背脂】

仕上げ油を選択できますが、背脂を選択。結果、鶏のあっさりと背脂のこってり双方の旨味を楽しめます。これがパスタを髣髴とさせるパツパツ食感の細麺によく合います。豚バラ、豚モモ、鶏の3種類のチャーシューも美味い。人気店なだけに行列覚悟ですが、開店直後ならば比較的空いています。

「お供」1号。メンタイマヨ丼。主役は明太子の筈なのだが……

「メンタイマヨ」という名ですが、明太子よりも刻んだ鶏チャーシューが目立っています(明太子の量は決して少ないわけではありません)。マヨネーズに加えて高菜漬けや水菜も散らされています。かき混ぜて食べるも良し、鶏と明太子と分けつつ食べるも良し。

「お供」2号。餃子。1個がかなり大振り。

「龍のひげ」は、サイドメニューにも全く抜かりがありません。肉汁たっぷりの餡を抱え込んだ茹で餃子におろしポン酢ダレが絡みます。ラーメンは勿論、ビールともよく合います。ラーメンと丼と餃子を同時注文すると、最早何が主役か分からなくなります(笑)

ラーメン+丼+餃子。ちなみにこの餃子は3個バージョンの「小」ですが、5個バージョンもあります。

サイドメニューだけでも昼飯として成り立ちそうですね(`⊙ω⊙´)カッ!!

4:背脂豚骨ラーメン(中華そば貴将/茨城県石岡市)
【こってり/細麺/豚骨/背脂】

濃厚豚骨醤油に濃厚背脂というこってりの自乗。フライドガーリックを少しずつスープに溶かせば味の変化を楽しめます(そのまま食べても香ばしくて美味い)。歯切れ/喉越し共に良好の細麺にスープと脂がよく絡みます。先着5人に味玉or麺大盛のサービスがあります。バラ&低温調理モモチャーシューもしっかり味が染み込んでいて美味いです。

「お供」のチャーシュー丼。マヨネーズとタレが絶妙に絡む。

ごろごろチャーシューが容赦なくご飯に乗っています。このチャーシューはラーメン用のそれとは異なるようです(つまりチャーシュー丼専用のチャーシューがある?)。確かに柔らかでほぐれやすく、ご飯によく合います。ほか、ローストビーフ丼や鶏そぼろ丼もあり、かなりサイドメニューにこだわっている事が伺えます。

5:チャーシュー麺塩(地鶏ラーメンたつ屋/茨城県水戸市→笠間市)
【あっさり/細麺/鶏ガラ+金目鯛】

移転前は鶏ガラのみでしたが、移転後に鶏ガラ+金目鯛出汁にパワーアップ。鶏の旨味、金目鯛の芳醇な香りとコク、双方とも調和しつつも個々で存在感を発揮しています。これに歯切れの良い細麺が絡み、どんどん箸が進みます。ほろほろ崩れるチャーシューも絶品。私が足繁く通っていた前の店舗が閉まっていたのを見て「コロナ禍で閉店したのか」とショックを受けましたが、新店舗でパワーアップという情報を得たのですかさず行ってきた、というわけです。「希望」を感じさせる1杯でした。

「お供」の辛ネギチャーシュー丼。炭火焼きっぽい香りが堪らない。

こちらの辛ネギチャーシュー丼もパワーアップしていました。炭火焼き風の香ばしさはそのままで、チャーシューがほろほろタイプに変わっていました。これにより、よりご飯との相性が良くなった気がします。白髪ネギのシャキシャキ感も文句無しに美味いです。

6:醤油チャーシュー麺(こってりらーめん誉/千葉県柏市)
【こってり/中太麺/豚骨】

「誉」は、私がラーメン活動を開始したきっかけでもある思い出深い店です。「ラーメン専門店のラーメンってこんなに美味いのか!」と感じたものです。名前の通り背脂たっぷりのこってり系です。今回は「ギタギタ」を注文しましたが、なるほど、かなりの背脂量です。しかし「誉」の背脂は全くくどさを感じず、脂のコクと甘味を存分に堪能できるのがポイントです。写真ではチャーシューと味玉、メンマ(ここはメンマ増量も無料という珍しい店です。シャキシャキ食感が堪りません)に目が行くと思いますが、下には大量のモヤシが隠されています。椎茸を隠し味に使ったという濃厚スープはしっかりとしたコシのある中太麺と相性抜群!

「お供」の辛ネギチャーシュー丼。大量のネギとチャーシューが濃いめのタレに絡む。

ニンニクは好みで付けてくれますが、パンチの効いた味を楽しめるので付けるのがオススメです。サイドメニューというものの単品でも楽しめるボリューム。我を忘れて一心不乱にかき込む、それのみです。

7:特製醤油らーめん(とものもと/千葉県船橋市)
【あっさり/極太麺/鶏清湯】

東海神駅からすぐそばにある名店です。平打ち+手揉みの自家製極太麺の食感は圧巻です。抜群のコシとしっかり感じられる小麦の香りが特徴で、あっさりでありながら鶏や野菜の旨味が凝縮され、複雑且つ深みのある味を楽しめるスープによく絡みます。トッピングはデフォでチャーシュー、味玉、青菜、ネギ、海苔ですが今回はチャーシュー+ワンタンを追加しました。一つ一つのトッピングについても「ガチ」さが感じられます。特にしっかりした歯応えと旨味のチャーシューと肉汁が溢れ出るワンタンが絶品です。

この驚異的な太さの麺、伝わるでしょうか?食感も香りも最高峰です。

特徴的な看板。店名のレタリングがかわいいですね\( *´꒳`*)/

【油そば/まぜそば編】

1:DX台湾まぜそば(麺屋はるか/東京都千代田区)
【台湾まぜそば系/太麺】

愛知県名古屋市にある「麺屋はなび」の姉妹店で、秋葉原中央通りに店を構えています(「麺屋はなび」は未体験ですが、是非食べてみたいものです)。肉の他、ネギ、ニラ、卵、海苔、ニンニク、魚粉と具沢山で、そこに後からじわじわ辛さがこみ上げてくるタレとモチモチの太麺が渾然一体となって最高の美味さとなります。個人的に最も好きなのは「ど肉」という表面をカリカリ食感になるように炙ったバラチャーシューです。ニンニクとニラがかなり強烈なので(好きな人にはたまりません)、仕事中での食事や面接前、デート等の際には注意が必要かも知れません(私は全く気にしませんが)。
台湾まぜそばはパンチの効いた美味さも然る事ながらかき混ぜる前の見た目が美しいので、所謂「インスタ映え」を狙えるかも知れません。混ぜた後はこうなります。

Twitterやインスタ等に投稿する前に「混ぜる前の写真」を撮っておく事をオススメします。尤もこれはこれで美味そうですが。

「お供」の背アブラめし。見るからに「危険」なオーラを放っています。

大量の背脂を胡椒が効いた特製ダレに絡め、ネギとニンニクと唐辛子と共にご飯に乗せたもの。濃厚な美味さと背徳感を同時に堪能できます。

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