虫歯や歯周病、ケガなどにより、
歯を失った場合の解決方法として、
①従来のブリッジ
②インプラント
③入れ歯
④放置・・・(ダメじゃん)
などが知られています。
①のブリッジだと健康な歯を削るため、
結局は前後の歯の寿命を縮めかねません。
②インプラントはほぼご自身の歯と
同じ感覚で使えますが所詮異物ですので、
出来ることなら最後の手段と考えたい。
これは歯医者としての私見ですが・・・
③入れ歯は欠損が広範囲に及んだら
利用価値は高いのですが、
欠損が一部とかの場合ですと
かえって邪魔と感じるようです。
④放置をすることは周囲の歯の
望ましくない移動を招いてしまうので、
おススメ出来ません。
さて、移植ですが実は良いことが多いです。
元々は自分の體(からだ)の一部ですから、
拒絶反応がなく非常に馴染みやすいです。
ドナーとして利用するのは
多くは抜歯が簡単な親知らずです。
清掃しにくい一番奥から、
手前の欠損部分へ引っ越してあげることで、
これまでよりも清掃もしやすくなるし、
新たに機能させられるわけですね。
近年においては(僕の體感でも)
成功率も85~95%程度はあるため、
治療の一選択肢としても充分
検討に値すると思います。
異物を體内に入れることや、
健康な體の一部にダメージを与えるまえに、
ぜひ一度お考えいただけるように、
お知らせします。
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