露髄ってなに？

虫歯の治療になったとき、
齲蝕検知液で染めながら
感染部分だけを除去していきますが、
感染が神経の部屋まで及び、
その神経の部屋が露出することを
露髄と言います。

従来の治療と言いますか
保険診療を行う歯科医院では
ほとんどのところで
抜髄を勧められると思います。

抜髄とは神経を取ることです。

こうなるとその歯の血流は失われ、
失活してしまいます。

樹で例えると緑の歯を茂らせているのが
神経がちゃんと生きている歯です。
一方、葉は枯れて水分がなく、
ちょっと力をかけたらポキっと
折れてしまうような状態が
神経を取った歯です。

さて、どちらが健康な状態を維持出来そうですか？

当たり前なんですけど
神経がある歯の方が長持ちしますよ。

だって、ちょっとの変化があれば、
凍みる、違和感がある、イタイ・・・
と氣が付くことが出来ますが、
神経を取っちゃったら当たり前の、
その反応がないわけで。

行くところまで行って、
初めて問題が発覚するため、
どうしても治療が後手に周りがち。

では露髄が起きた時に
我々おがわ歯科医院では
どういった提案をするのかですが、
神経の保存を第一に考えた
治療計画をお伝えしています。

再感染が起きないようにして、
感染している神経をきれいにして、
適切な保護材料を用いて、
修復いたします。

そしてしばらく症状が出るか
様子を見ていきます。

あれだけ深い虫歯があったのだから、
多少の症状があって当たり前。
むしろ、無痛の方が心配。

アレ・・・神経死んじゃった？？？

ってことです。
少し凍みるくらいは
安心していい証拠だよ、
そうお話しています(´ー｀)

最小限の介入で
最大限の効果を(^_-)-☆

医療法人社団Rheb おがわ歯科医院
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