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ASIAのロケットリーグ

だいじなのは、

『できるだけ近いレベルの6人で日々切磋琢磨する

こと。
そのための6mans


6mansとは?

6mans公式サイトの画像を貼ったけど英語なのでよくわからない。
多分簡単に言うと、

参加登録をしてランク付けされることでゲーム内のランク戦よりも公平なマッチができ、チーム毎に分かれるVCでより大会に近い形で行われるBO5。

上が「RANK S」で下はダイヤ1から参加できる「RANK E」。
queue(キュー)して試合に勝利しポイントを獲得して行くことでRANKが上がる。


✅アジアの6mans

2017年7月にShadeyがOCEのトッププレーヤーだけを集めて運用を開始し、
同年10月にNA・EUに、12月にSAに拡張され急速に広まっていった6mans。
そこへASIAが追加されたのが2018年8月2日。

それから2ヶ月、
一度も試合が行われることがなかったASIAのランクSが削除された。

これがまさにASIAの6mans、ひいてはASIAのロケリトップ層の現状。
6人集まらない。

✅「同じベクトルの6人」の壁

理想は(pingの関係で)アジア地域のトッププレーヤーの上から6人が集まり
日常的に6mansを行うことだがそれが叶わず、6mansに興味を持つアジアのトッププレーヤー達は当初仕方なくアジアのランクAに参加したり、最終的にはping130~150でもアジアよりレベルの高い試合ができるOCEの6mansでプレーしている。
(日本人では ReaLize・Kanra・Akira90 の3人だけ。/リーダーボードより)

OCEの6mansでプレーすることについて1NE GSのおふたりにお伺いした。

《OCEの6mansについて》
(日本から参加すると)pingで不利だけどアジアでは人が集まらない。
OCEはアジアに比べ立ち回りの考え方が強く、ゲームスピードが速い。
                        (1NE GS Kanraさん談)
《pingの影響について》
結構ハンデを感じる。
自分以外の人が50/50になりそうなとき、なったときに反応が遅れる。
自分が50/50する時に不利になる事や触ってないことになってる事が多い。こういう少しの遅れでいつもと違う動きになってやりづらくなる。
                       (1NE GS ReaLizeさん談)

ん"ん"ん"~~
と唸ってしまった。

日本のトップ層(1NE・Justice・2sレート1700安定)レベルで言うと、
(※私の主観です。)

成長する為に、近いレベル・安定したpingで日々しのぎを削りたい
 ↓
ASIAで6mansやろう
 ↓
集まらない
 ↓
そうだ、OCE行こう
 ↓
レベルは高いけどやっぱりpingがネック
 ↓
やっぱ日本でやろう
 ↓
上から6人が集まらない
 ↓
少し敷居を下げよう
 ↓
_人人人人人人人人人人人人人人人_
> 「近いレベルの6人」じゃない  <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

つまり
安定したpingで実力を存分に発揮できる環境では相手(人数)が揃わない。
相手(人数)がいるところへ行くとpingのせいで実力を存分に発揮できない。

なんというジレンマ。
RLCSや世界でも活躍できるだけの実力を持っているのに、
ping差によってそれを発揮できない、頭数が揃わないことでそこから成長するための試合が充分にできない。もう海外に移住するしかない。

近いレベル・同じベクトルで日々しのぎを削り合うために、国内のプレー人口が増えればそれだけトップ層の人数も増えるが、やればやるだけうまくなるロケリの特性上、トップ層に追いつくことは厳しい。
しかし、某正義組織のフルーツ選手やswitch版期待の星某Sさんのような、プレー時間の壁をスキップしていける才能を持つプレーヤーや、いま日々向上心を持ってコツコツと努力しているプレーヤーの方がいると思うので、その台頭を待つばかり。

✅ASIAの6mansを通して思うこと

☑プレーヤーのこと
Logicool G cupが終わり、とくに目ぼしい大会が目先にはっきりと見えていない今、日本のトップ選手たちの心持ちは一体どうなっているんだろうとヤキモキする。まだ若い選手たち。ロケットリーグへの情熱とリアルライフとの間で揺れ動く心境は想像に難くない。

OCEの6mansに参加している3人のトッププレーヤーの方々も、このアジアの現状のままではいつまでもロケットリーグをやっているとは限らない。

ReaLizeさんがFortniteではなくロケリを選んでくれたことも(コレは前から言いたかったけど日本のロケリ界にとって本当に大きくてありがたい事!!)、Kanraさんが心の底から皆にうまくなって欲しいと願って配信や動画やnote、コーチングで5,000時間の努力の結晶を丁寧に教授してくれることも、
Akira90さんがその多彩な才能をPUBGよりロケリに向けてくれて日本で6mansやろう!と呼びかけてくれることも、すべてが当たり前ではない。

Psyonixには、今最前線でプレーしている選手の方たちが
『日本でロケリが流行る前に強かった人たち』になってしまう前に、
選手達の気持ちが『頑張っても未来が見えないロケリはエンジョイでいい』になってしまう前に、一刻も早く何かしらの意思表示をお願いしたい。
ほんとに。ほんとにお願いします。(合掌

とか思っているのは私だけで、もしかするとプレーヤーの方々はもっと肩の力を抜いた考えでやっているのかもしれない。それは本人たちにしかわからないけど、RLCSを見て感動しその舞台で日本人選手を見たいと本気で夢見ている私はここまで考えてしまう。

☑世界から見たASIA
Psyonixの目をアジアに向けさせようとチームを持ち、資金を投入してAPLを主催したりと、奮闘している1NEのTasty氏のためにも、その活動をサポートしてくれる企業や団体が現れることを願うばかり。

6mansにASIAのRANK XもSも存在しないことや、RL ASIAと冠したサイトがほぼ息をしておらず、イベントカレンダーがAPL2.0以降まっさらなことが、世界やPsyonixからどう見えるだろう?

今、アジア、日本でロケットリーグの大会やコミュニティーイベントを開催することは全て世界に繋がっていると思う。目指すところは人それぞれだけど、皆さん一様にロケットリーグシーンを盛り上げようと頑張っている。
私個人にできることは多くないけど、できることは協力していきたいし、
発信していきたい。

✅つまり何が言いたいの?

日本の(世界を目指す)トッププレーヤーがもっと多ければ。
1NEオーナーTasty氏のような人物が他にもいたら。
本当の意味で「プロ」としてプレーできたら。
チームをサポートしてくれるスポンサーがいたら。
Psyonixが早く動いてくれたら。
ping差がなければ。

その他全部のことをまとめると、

ロケットリーグ大好き
ロケットリーグ面白い。
日本人選手応援してます。

もうこれ。
記事全部消してこれだけで投稿しようかと思うほどにこれ。

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この記事を編集し始めたのは去年の12月初めだったのですが、
下書きで止まっている間になんと…

6mansからASIA自体がなくなることに。
仕方のないことだけど、悲しい。
将来的に6mansはより進化したASIAに戻るかもと言ってくれているので、
その時にはRANK SやXが賑わっているといいな。

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