NURO for マンションに移行した話

先日，NURO マンションミニ(以降，マンションミニ)から，NURO for マンション(for マンション)への切り替えが完了しました．Twitterで検索するとわかるように，全国レベルでNUROがこの切り替えを顧客にすすめているようです．マンションミニは，戸建て向けとほぼ同じサービスで，月額5000円程度の料金で，電柱からマンションの一室まで光ファイバをひきこむサービスです．一方，for マンションは，（マンションあたりの契約数が増えれば，最安1900円）最大でも2500円の月額で，電柱から引き込んだ光ファイバの帯域を部屋でわけあうようなサービス形態のようです．ユーザとしては，サービスの質が落ちないのであれば，for マンションに切り替えるのはお得です．しかしながら，問題は，この「サービスの質」です．

NUROの光ファイバのキャパシティや帯域のコントロールがどれくらいなされるのかわからないので，想像でしか議論できませんが，単純に考えると，マンション内の契約数が増えると１軒あたりの速度は落ちそうです．しかし，私の住むマンションは構造上の問題から，おいそれと簡単に光ファイバを各部屋に引き込めない仕様になっており，契約件数が増えることはなさそうです．ということで，私は，軽い気持ちでfor マンションに切り替えました．

この切り替えは，この数ヶ月だけのキャンペーンらしく，その切り替えに際し，行われるのは，以下でした．
１．古いマンションミニの契約は解除．違約金・工事費の残金はNUROが支払う．
２．NTT局側，マンションMDF等，一切の工事なし．通信の一時遮断もなし．
　（どうやら，本当に書類の上で切り替えるだけっぽい）
３．新しく契約がfor マンションで成約する．工事費等は，ここから支払いが開始されるが，ここまのでマンションミニ等の契約と同じで，実質無料．
４．数日後に，サービスマンが来て，ONUを取り替える．
５．その後，古いONUをNUROに返送する．

最後のONUの取り替えがまったくもって意味不明でした．今まで，私はHG8045Qを使っていたのですが，新しくサービスマンがHG8045Qを持ってきて，それと交換するようにと言われました・・・・．まったくもって意味不明です．結局，変わったのは，契約とONUの個体だけ・・・・・．

結局支払いは・・・・・．私は，現在，謎のキャッシュバックのおかげで，契約から１年間，本来4743円のところを2152円に月額料金が割引かれています．しかし，今回の変更で，このキャッシュバックは向こうになるので，次回支払いからは，2500円となり，348円の出費増となります．また，今回の変更に手数料として3000円がかかります．とはいえ，一月あたり2200円の差額があるので，数ヶ月の支払いで元が取れますし，以降はかなりお安いことになります．うーん，NURO・・・あなたに得がなさすぎる・・・裏があるのか・・・・・．

そして，多少懸念された通信速度は，まったく変わらずの状況です．

うーん，快適．今後も何かあったら，ここで報告しますかな．