前置詞
今日は前置詞についてです!
ちょっとたくさんになると思いますが、頑張りましょう!
# 基本の前置詞
## in(〜に)
何かの中にある状態をさします。
国や地域などの場所を表すときや、時間を表すときに使います。
Insideとほとんど同じですが、Insideよりも使える範囲が広いです。
時間は、年や月、もしくは、〜時間後にというような感じで使われます。
<例>
・I'm in Osaka.
(私は大阪にいます)
・I was born in 1998.
(私は1998年に生まれました)
・Meet me in 2 hours.
(2時間後に会おう)
## inside(〜の中に)
何かの中にすっぽり入っている状態を表します。
inとほとんど同じですが、使える範囲がinよりも狭いです。
何か、壁などで囲まれた空間にいる、あることを表すことが多いです。
<例>
・It's inside the box.
(それは箱の中にあります)
・He's inside the car.
(彼は車の中にいます)
<inは使えるがinsideが使えない例>
✖︎・I'm inside Japan. → ⭕️ I'm in Japan.
(私は日本にいます)
✖︎・My birthday is inside May. → ⭕️ My birthday is in May.
(私の誕生日は五月にあります)
## on
何かの上に、または、何か接している状態を表します。
なので、机の上にあるも、壁に掛かっているも、使う前置詞はonです。
<例>
・My bag is on the desk.
(私のカバンは机の上にあります)
・The map on the wall.
(地図が壁に貼られています)
## at(〜に)
inと同じように場所や時間を表しますが、inに比べて、より一点のポイントを表すイメージです。
<例>
・I'm at Osaka station.
(私は大阪駅にいます)
・I'm not in my office at this moment.
(私は、今私のオフィスにいてません。)
## near(〜の近くに)
〜の近く、近いという意味です。
そのままです。
<例>
・I live near here.
(私はこの近くに住んでいます)
・I came from the near future.
(私は近い将来から来ました。)
## under(〜の下に)
物理的に、〜の下に、真下にという状態を表したり、〜の状況下にあるという意味をもつ場合もあります。
<例>
・The cat is sleeping under the table.
(猫が机の下で眠っています)
・The building is under construction.
(その建物は工事中です)
## over(〜を覆って、〜を越えて)
弧を描くようなイメージ、対象を乗り越えて向こう側に辿りつくというようなイメージです。
何かを覆っていたり、何かを越えていたり、何かの上にあることをさしたりします。
<例>
・I travel all over the world.
(私は世界中を旅します)
・You should get over it.
(それを乗り越えないとダメだよ)
## below(〜より下に、の)
以下の、下の、基準よりも下のという意味です。
位置的に真下である必要がありません。
<例>
・Fill the blanks below.
(下の空欄を埋めてください)
・It was 4 below zero.
(零下4度だった)
## above(〜の上に、〜より上に)
Belowの対義語です。
〜より上の、〜を越えるという意味を持ちます。
<例>
・All of the above would be good.
(上記すべては良いとされるでしょう。)
・Please raise your hands above your head.
(頭上に手をあげてください)
手は頭についていないですよね?
ただ頭の上ら辺にあるだけ。
だから、onではなくaboveです。
## around(〜の周りに)
〜の周りに、周囲に、という意味です。
場所や時間に使うことが多いです。
<例>
・It should be somewhere around here.
(どこかこの辺にあるはず)
・I'll be there around 10:00.
(10時くらいにそこに行きます)
## through(〜を通って、〜を離れて)
〜を通って、〜を通過して、〜から離れてという意味があります。
絵にある通り、トンネルのようなものを突っ切る感じのイメージです。
<例>
・Read the book through.
(その本を通読してください)
・I went though the gate.
(ゲートを通りぬけました)
・She went through a lot of problems.
(たくさんの問題を経験しました)
同じwent(go) throughでもただ単に通過する、通り抜ける、という意味と、体験する、経験するという意味があります。
## among(〜の中で)
基本的に3つ以上・3人以上のものや人の中で、〜に囲まれてということを表す時に使います。
<例>
・I chose one among five.
(5つの中から、1つを選びました)
・There is a house among trees.
(木々に囲まれた家があります)
## between(〜の間に)
基本的に2つの間を表します。
between A and Bです。
<例>
・It's between red and pink.
(それは赤とピンクの間です)
・This has to stay between you and me.
(これはあなたと私だけの秘密だよ)
## behind(〜の後ろに、〜に隠れて)
物理的に〜かの後ろにあることをさしたり、残す、または、隠れて、影でというような意味を持ったりします。
<例>
・It's behind the desk.
(机の後ろにあるよ)
・I left behind my bag on the bus.
(バスにカバンを忘れて来た。=カバンを置いた状態で残して来た)
・Stop talking about him behind his back.
(彼の陰口をやめなさい)
## in front of(〜の正面に)
〜の前に、正面に、という意味があります。
<例>
・It's in front of you.
(あなたの目の前にあるよ)
## along(〜に沿って)
細長いものに〜に沿っていく、〜に沿ってあるなどという意味を持ちます。
<例>
・I live in the area along the sea.
(海沿いの地域に住んでいます)
## across(〜を横切って)
平面を横切る感じのイメージです。
<例>
・I go across the road.
(道を横切ります)
・Let's build a bridge across the river.
(川を渡した橋を作りましょう。)
## up(〜上に、上に向かって)
起点となるポイントより上にある、上の方に向かっていることを表します。
<例>
・I get up at 7.
(私は7時に起き(上がり)ます)
・Put your hands up.
(手を上にあげてください。)
## down(〜下に、下に向かって)
upとは反対に、起点となるポイントより下にある、下の方に向かっていることを表します。
<例>
・I feel down.
(気分が落ち込んでいる)
・Go down the stares.
(階段を降りる)
## opposite(反対側の、向かいに)
向かいあったもの、反対側にあるものをさします。
<例>
・That has the opposite meaning.
(それは反対の意味を持ちます)
・We sit opposite each other.
(私たちは向かい合って座ります。)
## into(〜の中に)
対象物のある空間の一点に向かって入っていく動きを表すようなイメージです。
何かに衝突するというニュアンスから、run intoで偶然出会うという意味になります。
<例>
・Go into the room.
(部屋にいきなさい。)
・I ran into him.
(彼に偶然会った)
## out of(〜の中から外へ、〜から離れて)
intoとは逆に、何かの中から外へ出る動作、居るところから離れているような動作を表します。
<例>
・Get out of my house.
(私の家から出て行って)
・That's so out of date.
(それとっても時代遅れね。)
・She is out of my league.
(彼女は高嶺の花だ。=彼女は僕には手の届かない存在だ)
## towards(〜へ向かって)
〜へ向かって、〜の方向へという意味があります。
<例>
・This product is especially towards Japanese.
(この商品は特に日本人に向けたものです。)
・Go towards the east.
(東に向かって進んでください)
## from(〜から)
目的を起点として、そこから離れて行くという感じを表します。
<例>
・I'm from Japan.
(私は日本出身です。)
・This is from me.
(これは私からです。)
## to(〜へ)
fromとは逆に、目的に向かって進み、最終的にそこに到着するというイメージです。
<例>
・I go to school.
(私は学校にいきます)
・I give this to you.
(私はこれをあなたにあげます。)
## for(〜へ、〜のために)
toと同様に、目的に向かって進んでいることを表しますが、toが目的地への到着を示唆するのに対し、forはそちら方面に進んで入るが、まだ到着していないというイメージです。
<例>
・We are heading for the station.
(私たちは駅の方へ向かっているよ)
・I cook dinner for you.
(あなたのためにディナーを作ったよ!)
# IN vs ON vs AT
時間と場所を表す際に使うin, on, atの三つの使い分けがわかりやすく書かれたものがあったので、これを参考にどうぞ。
簡単にいうと、Inは、一般的なものや広い範囲を対象にしたものに使われます。国や地域、世紀や年代。
それに対して、Onは少し限定的になります。道の名前や階、曜日や特定の祝日など。
それよりももっと限定的、特定のものをさす際に使われるのがAtです。特定された住所や、特定された建物、または、一日の特定のタイミングをあわラストきや、時刻を表す時です。
# まとめ
ものすごいボリュームになってしまった気がするので、今回はここまでに!
また次回続きをしようよ思いますので、楽しみにしていてください!
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