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句と節

句と節について少し説明いたします。

# 句とは

2つ以上の単語が集まって一つの品詞の役割を果たすもののことをいいます。
句は、その中に主語と動詞を含みません

その中でも、その働きによって3つ(名詞句形容詞句副詞句)に分けることができます。

## 名詞句

2つ以上の単語が集まって、名詞の役割をする句を名詞句といいます。
主語や目的語になります。

<例>
I love playing tennis.
(私はテニスをすることが好きです)
To call me one time every day is your job.
私に毎日一回電話することがあなたの仕事です)


## 形容詞句

2つ以上の単語が集まって、名詞を修飾するとき、それは形容詞句となります。

<例>
The lipsticks in this box are all beautiful.
この箱に入っている口紅は全て美しい)
The girl with blond hair is Kelly.
ブロンドヘアーの女の子はケリーです)

太字の部分が直前の名詞を修飾します。


## 副詞句

品詞同様、名詞以外を修飾する場合、副詞句となります。

<例>
A beautiful girl is standing on the hill.
(美しい女の子が丘の上に立っている)
To tell the truth, I ate that.
本当のことを言うと、あれを食べたのは私なの)

一つ目では、on the hillがstandingという動詞を修飾しており、二つ目では、I ate thatという文全体を修飾しています。


# 節とは

節とは、二つ以上の単語がまとまって一つの品詞の役割を果たすもので、その中に主語と動詞を含みます。

句と同様に、名詞節、形容詞節、そして、副詞節があります。

## 名詞節

2つ以上の単語が集まって、名詞の役割をする句を名詞節といいます。
主語や目的語になります。

<例>
I just do what I can do now.
今私にできることをするだけです)
All you need to know is in this book.
あなたが知っておく必要があることは全てこの本の中にあります)


## 形容詞節

2つ以上の単語が集まって、名詞を修飾するとき、それは形容詞節となります。

<例>
The man who is in the room is my father.
その部屋にいる男の人は私の父です)
I don't know the reason why he is mad at me.
(私は、彼が私に怒っている理由がわからない)

who is in the roomがthe manを修飾し、
why he is mad at meがthe reasonを修飾します。


## 副詞節

品詞同様、名詞以外を修飾する場合、副詞節となります。

<例>
The party had started already, when I got there.
私がそこについた頃には、パーティーは始まっていた)

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