知覚動詞について
I Don't Wanna Miss A Thingの歌詞でも少しお話しした通り、
知覚動詞というものが存在します。
今日は、それについて詳しく説明させてもらおうと思います!
# 知覚動詞とは
まず、知覚動詞とはなんのなのか、どのようなものがこれに当てはまるのかを説明しますね!
知覚動詞とは、ご覧の通り、知覚するときに使う動詞のことです。
ざっくり言うと五感などです。
どんな動詞がこれに当てはまるのかというと、
・See, Look at, Watch(見る)
・Hear, Listen to(きく)
・Feel(感じる)
・Smell(におう)
のようなものたちが、よく使われる単語として挙げられます。
# 使い方
まず、これらは第5文型をとります。
なので、下のテンプレートにパズルの様に当てはめていけば完成します!
Oは目的語で、Cが補語です。
...と言われても!わからん!!!って私はなるので、
実際の例文と共に見ていきましょう!
① I watch him smile.(Iがheがsmileするのを見る)
② I hear you breathing.(Iがyouがbreathingしているのを聞く)
③ I see her kissed by him.(Iがherがhimにkissされているのを見る)
太字になっているところが知覚動詞です。
知覚動詞を使った文は、2つの文が1つに合体されていると思ってください。
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①だったら、私が見る[A]という文と、彼が笑う[B]という文。
私は見ます。(I watch)[A]
⬇︎何を?
彼が笑うのを(He smiles)[B]
⬇︎
I watch him smile.
です。
[B]の文単体で見ると、動詞(ここではSmile)は、主語が三人称単数なので、動詞の後にsをつけてsmilesにしたいところですが、原形のままにしておきたいので、sはつけないでください。
そして、最後の完成された文で[B]ではHeだった主語が、himに変わっています。これは、[B]の文単体で見た時には、彼は主語として働きますが、[A]と組み合わせることによって、何を?の問いの答えとして対応するように彼をとしたいのです。なので、目的格のhimに変わります。
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②は、私が聞く[A]と、あなたが息をしている[B]です。
私は聞きます。(I hear)[A]
⬇︎何を?
あなたが息をしているのを(you are breathing)[B]
⬇︎
I hear you breathing.
です。
①との違いは、[B]の文が現在進行形(be動詞+DOing)だということです。
[B]の文がちょうど何かをしているときのことを表す場合には、このように表します。
[B]の文では存在していたbe動詞は、完成された文では省略されます。
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③は、私が見る[A]と彼女が彼によってキスされている[B]です。
私は見ます。(I see)[A]
⬇︎何を?
彼女が彼によってキスされているのを(She is kissed by him)[B]
⬇︎
I see her kissed by him.
です。
まず、①同様、[B]の文で主語としていたSheは完成形の文では、何を?の問いに対応できるように目的格のHerに変わります。
そして、この文では、[B]が受動態、受け身の形(be動詞+動詞の過去分詞形+by 人)になっています。これは、②の進行形と同様に、[B]の文からbe動詞をとってしまって終わりです!
# まとめ
とりあえず、文法的な説明はここまでです!
次回、実践編として実用例をたくさんやりたいと思います!
お疲れ様でした😌
See ya!
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