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富士山はこんなにも

はっきりと綺麗だったのに

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夏休み、という響きは
いつから
楽しむものではなく
羨むものになったのでしょうか

友達がお盆休み辺りで
こぞって 遠出をしている様子に
「川の水綺麗!いいなぁ」
「素敵なお宿!いいなぁ」
「透き通る海!いいなぁ」
「最高な森!!いいなぁ」
と、思うばかりになりました

仕事柄
一般的な社会とは
時間も休みもズレがある上
主婦として家庭を営む役割も
加わってからは

家族とではなく
気軽に誰かと遊びに行く、は
いつの間にか遠い過去になり
ただただ、羨むものとなりました

一年を通しても数少ない
私の完オフ旅行は
大体 夏の終わりにチャンスがきます

私にとって夏休みとは

涼しい高原にでかけ
爽やかな風に吹かれ
手に掴めそうな青い空と雲を仰ぎ
山並みをながめ
森の木々や野鳥の声に耳をすませ
夜は満天の星に降られる

そんな時間を指します

今年は運良く日程調整が上手く行き
1泊でおひとり様旅に行けることになり
私はここ数年にない
ワクワク感で
暑い苦手な夏の終わりを
楽しみにしていました

新幹線新富士駅からは車をレンタルしてドライブ

そして

富士花鳥園


朝霧高原を走り
花鳥園に立ち寄り
可愛い猛禽類を堪能
フラミンゴも可愛かったです

この辺りまでは
雨に降られつつも楽しい旅行

ところが
このあと台風による雨の影響を
受け始めるのです

台風自体はまだまだ遠いから
大丈夫だろう、の予測は
本当に大丈夫だったのですが

出かけた先と自宅の間に
なんと刺激された秋雨前線による
記録的な量の豪雨が降り続き

私は生まれて初めて
「帰宅困難者」になったのです

ふと開いた天気情報にみた
「新幹線明日の計画運休を決定」
帰れなく、なる……!

当初、とても楽しみだった
河口湖のホテルでの宿泊を
ほうとうを食べながら
泣く泣くキャンセルし
(それでも食べてる食い気)
引き返しました

美味しかった ほうとう(山梨名物)

そして
帰るのが惜しくて仕方ない私は
これまた食い気が本領発揮してきて
帰り道にあったお店に立ち寄ります

地産地消ジェラートのお店にて

白桃ととうもろこしを
チョイスしました

特にとうもろこしが
物凄く美味しくて
また必ず行こう、と心に誓いました笑

あとはひたすら
新幹線駅を目指すのみ
ああ、私の大事な夏休みが
もう終わってしまう……(悲しみ)

(続く)

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