上咽頭炎になりました。


上咽頭炎になりました。

あまり知られていない病名ですよね。
私も知りませんでした。

今まで声の仕事をして来て喉の違和感には敏感になっていたつもりだし、
しゃべり過ぎたなと思ったらのど飴をなめたり蜂蜜を食べたり、基本的なメンテナンスはして来たし、
カラオケやジェットコースターなどでも声の出しすぎで喉を枯らしたことがないのが自慢でした。

なのに!それなのに!!!!!



※今から書くことは、私の個人的な症状についての記録と、治療についての感想が主です。
病気について詳しく知りたい方は、私も知識を得るために参考にさせて頂いたサイトのURLを幾つか貼っておくので、そちらをご覧下さい📃

・東京ボイスクリニック品川耳鼻咽喉科
https://www.tokyo-voice.com/nasopharyngitis
・みやけ耳鼻咽喉科アレルギー科
http://www.miyake-jibika.com/epipharyngeal-abrasive-therapy/

→上記2サイト私なりのまとめ
・上咽頭炎が診断・治療できる病院は少ない
・声枯れが長引いている人は、大きな病院に行くという選択肢を増やしてみて欲しい!
・声枯れ以外にも様々な症状で表に出ることがあるらしいので、こんな病気があるということを知っているだけで不安が和らぐかも!



~経過~
一週間以上前から喉の違和感と声枯れがあり、地元の耳鼻咽喉科で薬を処方してもらう。コロナではなく風邪による炎症との診断。

治りかけたと思ったらぶり返し、、、の繰り返し。

商売道具なので不安になり、大事を取ろうと都内の声専門のクリニックを受診。「上咽頭炎」だという診断を受けました。


~何が1番辛いか~
声帯に異常はないので、枯れていないときの方が多いんです。ただ、自分ではいつもより響きがなくて万全の状態ではない。喉も奥の方に常に違和感がる。めちゃくちゃ痛い治療を受けているのに、健康なんだな、と思われて誤解に繋がらないか心配。あまり知られていない病気のため、説明をすることも大変。

以下、お医者さんからの説明のざっくりとした覚え書きと私なりの考察です⚠️
上咽頭炎は声の響きを作る空洞の辺りの炎症だと説明を受けました。
なので、例えば私の場合は、静かな場所での2.3人での会話は苦じゃなくても、遠くに飛ばそうとおでこの辺りを抜けるイメージで声を出そうとすると枯れたり。もっとテンション高く「ありがとう!」と言いたいのに落ち着いたトーンでしか言えなかったり。
さらに声優の技術的なこと(なのかな?)でいうと、作りたい音色がパッと作れないんです。この言葉はこういう音を使うとより伝えられるはず!と思って、その音を作ろうとするとガラガラ&イガイガする。同じ怒るのでもキーンと上に行くのか、腹にドーンと振動させるような音なのかだけで、表現って大分変わりますよね?!伝えたい気持ちがあるのに音にならないと伝えられない。その分動きや表情を使えばいいと言われてしまえばその通りで、声に頼りすぎていた表現やコミュニケーションを見直すいいタイミングなのかなとは思います。
でも、でも、、自分の中で一番努力して磨いてきた武器を奪われたことは本当に辛いです。抜群の容姿の人の切ない表情や、小さい頃からダンスをやってきた人の体の使い方に、戦えないし、戦う気力もなくしそう。(この「戦う」には、個性としてずば抜けたいと言う意味と、相手以上の熱量でこころを交わし合うという意味、両方含まれています。)せっかく環境を変えたのに😔

音読だけでそうなので、歌なんてもっと酷いです。
声のデータも取ってもらったのですが、元々2オクターブ以上あった音域が3分の2に狭くなってました💔

(この辺りのニュアンスは文章だと伝えにくいですね。需要あれば動画にしてYouTubeに投稿しようかな💭)


~考えられる原因~
症状は人それぞれらしく、原因も一つに特定するのか難しいらしいのですが、
今思うとこんなことがあったな…!これも前兆?!という出来事がありましたわ😳

・3月に、肩と首の凝りが酷く、頭痛や吐き気まで起こしたことが数回あった。どの日も予定が立て込んでいたため、駅中にある簡易マッサージ店に駆け込み、市販の頭痛薬を飲んでその日一日を何とか持ちこたえる。
(頭の検査に行こうかと思ったこともありましたが、先延ばしにしてしまっていました。まさか喉から来ていた不調だったとは🤔)
・5年ほど前に、歯医者で口呼吸だよと言われた。口がポカンと空いている訳じゃなくても口呼吸なの?!と衝撃を受け、以来夜は口呼吸防止テープを貼って寝ていた。真夏以外はマスクも着用していた。
・アレルギー性鼻炎で通年飲んでいる薬がある
・極度の!めちゃくちゃひどい冷え性!

どの参考サイトにも書いてあること、ほぼ全て当てはまっていて、思わず笑ってしまいました😇



~検査と治療~
検査も治療もくっっそ痛いです!!
(言葉悪くてごめんなさい)

・内視鏡の検査
喉と鼻、両方から。
喉は生理的におえってなるし、麻酔かけてもおえってなる。
初めての麻酔は味は苦いし、感覚がないから唾を飲み込むのもめっちゃ怖かった。(でも飲まないとボタボタ垂れて大変なことになる。笑)
お医者さんだって好きでやってるわけじゃないだろうから、ほんとはこんな嫌そうな顔とか態度をしたくないけど、こればかりは生理現象。抑えようもないやつ…🙇🏻‍♀️
鼻からの場合は、生理的に涙が出る。この年になって病院で涙ぐむとは思ってなかった…。痛いんだけど、涙の原因は感情からではないやつ。反射的に出てくるやつ。うん。

しかもですよ。
両パターンとも、内視鏡入れておえっと涙してる間、高い音出してとか、裏声出してとか言われるんですよ。もう記憶ないよ…



声帯は異常なし。ポリープや癌ではなかったことにひとまず安心。
ところが鼻の奥の映像がやばかった!🩺
つるんっとしてるはずの鼻腔が粘膜でどろっどろ。綿棒で軽く刺激しただけで出血したらしく、(ご存知の方もいる通りw)グロいのに強い私でも結構衝撃な映像でした…。

・Bスポット療法
詳しくは前述のサイトを見て欲しいのですが、検査で鼻から内視鏡入れたときの突き当たりのところにツーンとする消毒液をぐりぐり塗り付ける治療。終わった後も数時間、鼻からプールの水が入ってしまったような感覚が続きます。今思い出しただけでも痛い…

これを、週一で10回程度続けて完治する確率が8割程度。(これもお医者さんの口から聞いた話なので、正確なデータはサイトを見てくださいね⚠️)
毎日通って10日で治るのではなく、週一で10回、つまり少なくとも2ヶ月はこの声のストレスと付き合わなくてはならず、しかも完治するかは分からない。個人差はあるらしいのですが、出血も酷かったらしいので、私の場合もある程度の長期戦が見込まれます…。

鼻うがいも勧められましたが、キットが一つ8000円くらいして手が出ませんでした
ただでさえも結構アルバイトを休んでしまって収入が減っているのに、痛すぎる出費💸自営業(フリーター)のつらいところ。貯金って大事ですね😭実家暮らしてまだ助かりました…

・日常生活で気を付けること
水分を多く摂ること、大きな声を出さないこと、咳払いをしないこと、などを言われました。
アルバイトにドクターストップはかかりませんでしたが、だからこそ一緒に働く人に気を使わせてしまうし、やりたいのにできないというフラストレーションは溜まるばかりです…。


~最後に~
本当に辛いんですが、、
ポジティブな考えで終わりにしますっ

・私の人生の原点、「メジャー」の吾郎みたいじゃない?!!!!⚾️
ピッチャーにとって命の肩を痛めた吾郎と、声優にとって命の喉を痛めた今の私…!きっとこれも何かの試練!フリーになった直後に幸先悪いな…と思うのではなく、吾郎になった気持ちで乗り越えてみせます💪🏻💪🏻💪🏻

・今年の目標、人生の初めてをたくさんやっていく!の一つが達成できたと思いましょう🥺
内視鏡は母も経験したことがなかったらしく、大人の階段のーぼるーの気分です😇😇

・最近やった台本に嘔吐く芝居があって、やったことないな…と何となくで処理してしまったんですが、今ならリアルにできます!!!自信持って言える!!!!

・今まで良くも悪くも声を汚せない、澄み切った透明感が売りだったので、ちょっと声を荒らげるだけで声が枯れたり裏返ったりする今の状況が、新しい感情表現に繋がりますよう…。
この高さでカーンと音を出したいのに…!と思うことがたくさんあるけど、いつもと違うことをしているもどかしさが、壁を壊す、一皮剥けるきっかけになるといいな…🥺🌱

追記
・某遊園地でアルバイトをしているのですが、いつもとは違うテイストのアテンドをしてみたら、お客様にウケが良かったり♪健康だったら絶対やらない引き出しを手に入れました…!


昨日は帰った後、玄関で座り込んでしまうほどしんど…っていう気分でしたが、カスカスで何も話せなかったときよりは大分幸せだと思わなくちゃいけませんね!頑張ります!また経過報告しますね🙋🏻‍♀️

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