金子将昭

会ったこともない人の(おそらく)実名を、しかも勝手に呼び捨てでタイトルにつけて書くなんて失礼なことをするのは、これが最初で最後だと思う。半沢直樹のようなタイトルだからわかりやすくていいと思うくらいの理由とあと敬称略の方がブランドが確立したミュージシャンのように思えるのでそのままにしておく。

これは金子将昭さんや不特定多数の人に向けて書いていると言うよりは、きっと自分のために書いています。書くことになった経緯は後述するとしても、やはりなんとなく自分のために書いている気がします。読んでくださる人がいたら、そう言う気持ちで読んでもらえるのがちょうどよさそうです。

さて、noteをはじめてから知ったジャズピアニスト金子さん。ここ最近自分にとってのスターです。米津玄師や星野源は有名だけど、自分にとっては彼ら以上の方です。金子将昭、米津玄師、星野源のコンテンツが並んでいたら間違いなく真っ先に金子将昭からみはじめます。

少し前のこと。なんとなく何を聴いても、何を観てもそんなに楽しいものが見つからないと思っていた時期があったのですが、その時は主に大衆向け音楽や大衆向け映画だけを探していたことで、そうなっていたことに気付きました。改めてnoteを見ていた時に、金子さんが毎日書かれているブログや、時々覗いてみた朝のジャズピアノ生配信を観て、自分に興味があるものを発信されているのが分かってきました。

金子さんをはじめて知ったのは、時間は少しさかのぼって6年ほど前かな、はたまた4、5年前か。noteに百人一首をピアノで一曲づつ曲をつけて100曲作られていた人がいました。その昔、自分の個人活動で「デザインパターン」というパターン群を一曲づつ曲と映像をつけていたことがあったので、それを思い出しながら興味深く、全曲作るまで続けられていたのを覚えています。百人一首もジャズもそこまで興味があるわけではないけど、「デザインパターン」の全パターンに曲をつけるのを途中で挫折した身としては、すごい人がいるものだと思っていました。継続して、同一の世界観で、既存の枠に当てはめて創り続けることがいかに難しいことか。そしてそれを完成させることがいかに難しいか。まだ、楽譜通りに弾く方が楽でいいかもしれません。

一方で6年前にnoteをはじめた自分。継続可能な小さな創作を目指してました。マイクロ創作とでも呼びましょうか。継続することを優先し、あまり作り込まず、大きなものにしないクリエーションを目指して長く活動してきています。それが何につながったのか、つながっていくのかは分からないけど、自分はそうしたいのでそうしてます。そして子供と2年前にはじめたピアノ。3年目に入りました。学生の時から続けていたギターよりも性に合っていることが分かり、ピアノにもっと興味を持ちはじめていました。あと、趣味活動の延長上で複業も模索していて、クリエータではないけど、クリエータでありたい姿を考えていました。そんな中で、金子さんの毎朝ジャズカフェ生配信の活動を知ることになります。

とはいえ、ジャズですよ。ジャズ。自分がよく聴いていたジャズはパット・メセニーくらい。パット・メセニー・グループのThe road to you。これは隅から隅まで聴きました。ジャズの知識はそれくらい。あと6弦ベースを買ったときに軽く弾いていたマーカス・ミラーとか。ジャズほど難しいコード分からないけど、コード進行は分かるようになりたいと思う。

なのでジャズはそこまで知らないけど、これまでの総合的な経緯があって金子さんのジャズカフェは気になっていたのでした。でも、音を聴くには、タイムリーに音を聴ける状況である必要があって、あまり音源を聴くチャンスがありませんでした。

そんな中で毎日書かれている金子さんのnote。日々真剣に真摯にピアノに向かい合ってのことでしょう。向かい合うことでしか出てこない悩みや戦いや未来の切り開き方を模索されている様子が記されています。きっといつか独自の何かを発見される方である気がしています。これは複業を模索する上でとても参考になり、本でまとめられたなら買います。

ベタ褒めしてますが、ここから先は個人的に感じていたことを、さらにそのまま書きましょう。なぜならばこのnote(いやAlisに書いた記事)は金子さんに買ってもらうからです。詳細は後ほど。

金子さんのジャズピアノはめちゃうまい。本当にジャズが好きで勉強して開拓されているのだと思います。今朝幸運にもAM6:30に時間ができたので、生配信ジャズを聴かせていただきました。楽しかったです。自分のようにピアノ弾きはじめで、曲作りにも興味がある人にとっては、特別な音楽友達のように感じる感覚に近いのかもしれません。ジャズの深い領域踏み込んでいるが故に指向性強すぎると思うので、指向が合う人には良いと思いますが、沢山の人に興味を持ってもらうには少々苦しいでしょう。ただしもし、大衆向けに振り切ると金子さんの良さは無くなってしまうと思うので、こういうのがあったらみんなももっと観てみたいと思うかもしれませんね。

・みんなが知っている有名曲のコードが使われているジャズの紹介とその関連雑学
・小島よしおのような学習塾コラボ的な音楽勉強向けジャズコンテンツ
・ピアノ練習に挫折しそうな人向けの公開練習。うまい人でもここまで練習してるんだぜ。一緒に練習しよう。

大衆は無視したとしたら、個人的にはこういうのがあると嬉しい

・ジャズ年表とジャズカテゴリー。曲作りに応用できるコード講座
・ジャズ年表と日本史・世界史・アニメ炙りを添えてからの有名曲から辿っていく歴史(教科書は教えてくれない講座)


そして、最後にこれを書くきっかけになったnoteをご紹介。金子さんはこの文章を無条件で買ってくださるとのことです。

出金はしないと思いますが、これを書くことと対価を払ってもらうという結果から得られる体験か経験は無限価値だと思いましたので、思っていることすべてを書きました。

だから、きっと自分のために書きました。

金子さんのピアノ活動の益々のご発展をお祈りしてます。


p.s. あとでAlis にも書いときます

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