笑いは攻撃性かその裏返しらしい
私だって、初めに聞いた時は信じられませんでした。でも本質論ってそういうことらしいですね。
笑いとはマインドコントロール、緩急の緩和で起こるっていうのは桂枝雀さんの言葉。
タイトルにあるのは、
岡田斗司夫さんのお話で知ったのですが、どうやら、あるSF小説のセリフのようです。ロバート・A・ハインラインさんの異性の客という本
岡田さんはここで、お笑いといじめについて例を出していて、同じ言葉を言っても、社長と仲がいい社員と仲が良くない社員が受け取る。『お前バカだな』はおそらく違うという例を出しています。
攻撃性が許される感じのスレスレ感、本来うっと恐ろしくなるかのような場面で、なあなあに許される、その緊張の緩急で笑いが起きるらしい
動画では続けて、怒るとは無力感への抵抗だと言っている。これは結構納得がすぐに行った。どうにもならないとわかった時に起こる。つまり憤怒は、自分の無力感への抵抗、自分が無力だと信じたくないという心の働きなのかもしれないね。
続いて、感動とは罪悪感への免罪符というのもなかなか衝撃的だった。純粋でない自分を許すために感動しているってことらしい。
これらの3つのことに言えることは、人間が生きていく中で、虚構を信じるようにできているという前提から始まる。サピエンス全史の序盤の話でも出てくる。
そして、その虚構をうまく操る人がいるという間のテクニックとして、脳みそがそのようになっていったのかなという、理解を私はしている。
例えば、切り替えないといけない時に、悲しみに暮れすぎていて、もう何もやる気が起きなくても、何かのきっかけで、笑うと、雰囲気が変わる。これはマインドコントロールであって、他のなんでもないと思う。
脳みその回転速度が違うと、マウントをとってしまう人がいるのも事実で、それで、笑みが出るのは優位性の主張である傲慢な人だったりする人の攻撃性ではないだろうか。マウントを取ると笑いが起こる。
変な顔で笑う。って人の変だという状態と自分の状態を比べているのではないか。自分よりもその変顔がひどくないと笑えないのはそういうこと。
ここに、優位性が脅かされたときにどんな行動に出るか、怒るのか、悲しくなるのか、感動するのか。嫉妬の方向がどんな方向に向かっているのかによるのではないか。
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