weekly review 22/03/13:ピザ屋の採用がうまくいかない

ピザ屋の採用活動がうまくいかない

ピザ屋の中心的なアルバイトと社員が去ることになった。これは本人たちが出ていくと言ったと言うより、こちらから出て行ってもらうようにしたとうほうが正いのかもしれない。

自分がやっているピザ屋25cmの特大ピザが一枚百円。原価率は60%近い。飲食店の平均はおそらく35%くらいなので、2倍近い。それに薄利多売なので、ものすごく人件費がかかる。https://goo.gl/maps/fq7J1hDjE3yQZsPi6

だからオペレーションが大手チェーン並みの境地に達さない限り、利益を出すことができない。

そもそも地域貢献のために作った店とはいえ、赤字が続くと存在すらできない。存在し続けるために少なくともトントンに持っていこうとしている。

そんな中、頑張ってくれていた中心的なスタッフが逆に改善の足枷となっていると判断し、思い切って総入れ替えをすることにした。

もちろん今まで築いてきたオペレーションはそのまま生きて、さらに高みを目指すための苦渋の決断だった。

これをすると、また一から採用をすることになる。また、一旦自分の手を離れていた現場の業務もまた僕が入ってやることになる。

時間が取られて、本業の通販に時間を割けない。悪いサイクルとわかっていながらも、どうしても、地域で貧困レベルにいる人たちの下支えになる、ピザ屋をモノにしたい。その志がまた自分をしんどい方に誘う。

比較的たくさんの応募があるのだけれど、自分が納得できる人材が集まらない。納得できるとかそう言うのではなく、ここまで原価が高く、単価が低いものを販売する中で、効率化の極みを共に実現できうるレベルの人を集められない。

最初はとにかく数をこなせば良いと思っていたけれど、100人以上面接やらを続ける中で、気づき始めた。

お店が何を目指しているか。お店の価値観や成し遂げたいことを言語化、可視化して、必要とする人たちだけが多く集まるスタッフ・社員募集のマーケティングが必要だと思う。


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