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とかち帯広でアドベンチャートラベルについて学んできた


スルーガイドとローカルガイド


2泊3日の帯広研修(?)
所属している団体で帯広に行く機会をもらったので2泊3日で北海道帯広市へ行ってきた。

団体としての目的は別としてわたしの目的はアドベンチャーツーリズム(アドベンチャートラベル)を学ぶため。

アドベンチャートラベル大全の著者、実重貴之氏のセミナーを受講し、そのあとの懇親会までご一緒させていただいた。

わたしが岩手でやりたいと思っていることがより具体的になり、セミナーの中で話されていた四方よしのサイクルはまさに自分のビジネスモデルと同じだった。目指すべき方向性は間違ってないと思えた。実現するためにはまだまだまだまだ道のり遠く、まだまだまだまだ努力しなければならないけど、改めてがんばろうと思えた。

セミナーの中ではお話しされなかったが、懇親会で聞いた、スルーガイドとローカルガイドの話が非常に興味深かった。わたしはひとりでなんでも全部やらなきゃって思っちゃうけど、それだとできることが限られるし、クォリティも下がる。さらにやりたいことの実現までにめちゃくちゃ時間がかかる。そもそもクォリティが低い時点でビジネスモデルが破綻してしまうというか、わたしがやりたいことでなくなってしまう。地域の価値も下げてしまう。

そんなわたしの課題を解決するのがこのスルーガイドとローカルガイドという考え方で、スルーガイドというのははじめから終わりまで旅行者と旅行の対象物との距離を縮め、全体的に楽しませるガイド。ローカルガイドはその場、その場で深い知識を旅行者に与えるガイド。

わたしには深い歴史の知識も、場所の知識もないため、ローカルガイドを今から目指すのは難しい。

わたしができることは、旅行者に寄り添って、旅全体を楽しませること。すなわちがスルーガイドで、全力で寄り添って全力で楽しませられるスルーガイドを本気で目指したい。

会うべきタイミングで会うべき人(知識)に会えたと思う。

団体的には全く何の関係もないわたしが今回このテーマで、このタイミングで、帯広に行けて、実重氏から直接お話しを伺えたこと。

アドベンチャーツーリズムをやりたいと発信していて、今回の機会に声をかけてもらえたこと。

声をかけてもらえるところにいたこと。

いくと決めたこと。

なんか全部すごい。これが引き寄せの法則。

「人が本当に何かを望む時、全宇宙が協力して、夢を実現するのを助けるのだ」

『アルケミスト』

これはわたしがラジオやブログで何度も何度も何度も紹介しているわたしの人生の本、『アルケミスト』のいくつかあるお気に入りのフレーズなのだが、毎回毎回心に染みる。

前兆に従う

心のアンテナがビビッと反応した時に、その直感に従って行動することは大事。一歩踏み出すことはそんなに難しいことじゃない。一歩踏み出すリスクより踏み出さなかったリスクの方が何倍も何十倍も大きい。今回行かなかったらこんな縁に恵まれなかったし、だとしたらその機会損失は大きすぎる。

自分的に抱えているものが今すごく多くて、すごく忙しいタイミングだったので、行くか本当は少し悩んでいたし、行くべきじゃないとすら思っていたけど、本当に行ってよかったし、行かせてくださったことに本当に感謝。

また、今回の学びはそれだけじゃない。
もてなしてくださった帯広の方々のおもてなし力。ほんまにすごかった。

電車でいけるのに2時間半かけて迎えにきてくださったり(往復で5時間!!!)、ホテルにチェックインしたらメッセージと銘菓の詰め合わせが置いてあったり、地のものをたくさん食べさせてくれたり、結局なにがあっても人と人の繋がりで、小さいことでもそういうおもてなしの気持ちはビシビシと感じたし、すごく温かい気持ちになった。わたしは観光の仕事をしたいと思っているから逆にお客さんに今わたしが感じているような気持ちを感じさせるようなガイドをしたいなと思った。

「また行きたい」

と思えるのは、ご飯が美味しかったからとか、景色がきれいやったからとかじゃなく(それももちろんあるけど)あの人たちにまた会いたい。


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