AIフィットネスバイク導入

2022年12月 フィットネスバイク導入したよ.. という話。

インドアバイクには全く興味が無かった実走主義の自分が、骨折後のリハビリ目的として初めて室内ローラーを導入したのが2021年5月。zwiftも興味なかったため 自動負荷機能搭載とかでもなく、とにかく低コストで導入できればいいや・・と Amazonランキング1位だった  Sportneerのマグネット負荷式を買ったのが始まり。

Sportneer マグネット負荷式

買った直後は、実走できない鬱憤を晴らすかのように 頻繁に乗っていたもの実走できるまでにケガが回復していくにつれ 使用機会は減っていった。
なのにどうして・・( ;∀;)

インドアバイクが欲しくなったわけでもない上に 仮に買うとしてもスマトレだし  wahoo KICKER CORE だとぼんやり思っていた。そんな中、たまたま見つけた NEXGIM MG-03 という先代のフィットネスバイク。

MG-03


電磁負荷で80段階、超静音・低振動、zwift他もできる。
一気に興味が湧いてきて 色々調べると すごく良さそう。
現行品 NEXGIM QB-C01S は ハンドルの高さ調整も出来る仕様で ロードポジションにも近づけ易そうで一気に物欲に支配される。
ThePEAKS変態のトレーニング 今回はマジメにやらないといかんし、平日も無駄に出来ないから・・などと後付けの理由を揃え始める。
Sportneerを使ってる際に、嫁が使いたいからサドル高さ合わせろって言ってきたけど面倒なので無視してた(ペダルもビンディングだし、そもそもバイクのサイズ合わない)こともあり、これなら自分で簡単にできるよね.. という点も大きい。何よりバイク置くより省スペース!

QB-C01S

QB-C01Sの前に MG-03の仕様を引き継いだバッテリー内蔵タイプの  QB-C01無印というのがあったそうだが C01S は バッテリー無搭載に変更されているとのこと。いずれもUSB-A端子(5V-1A)が搭載されていて 災害時のスマホ充電器として使うには いいな・・というレベルでしかないのだけど そもそもバッテリー交換できないだろうし中華製であろうから爆発のリスクもあるしw その点は一長一短。長い目で見れば不要かなという結論。

QB-C01S には ローディーを意識したのか ハンドルが通常タイプのフィットネスバージョンとドロハンタイプの競技バージョンが存在。カラバリ2種。

QB-C01S 競技バージョン(ホワイト)
QB-C01S フィットネスバージョン(グレイ)

さらには 2023年5月発売の MG-061S、 MG-061Eが 登場予定。

MG-061S(ブラック)

さて どの機種に絞り込むか・・という話。
電磁負荷式で80段階、zwift出来る点はMUSTだから 大きな選択肢は ポジションの調整代 という点になる。いかにロードポジションに近づけることが出来る機種なのかが問題。
MG-03は 最安価だが ハンドルの高さが調整できない時点で却下。
新型 MG-061Sは 見た目も格好いい。最もダメなところは ハンドルの高さを調整をしようとすると前後位置も連動して変わってしまう デザイン設計。
というわけで必然的に 現行の QB-C01S が ベストという結論に至る。

では QB-C01Sの ハンドルタイプどうしよう・・って話。

ロード乗りならば フツー ドロハン型選ぶよね・・って感じがプンプンするわけだがw 写真や動画からサイズ感とかを掴もうとしてると どうにもハンドルが近すぎる感が否めない。下ハン持ちたいシーンってそんなあるか?っていうのもあるし 上の写真で見比べると フィットネスバージョンのほうが遠くまで持てることが判る。たぶんブラケットポジションって この域じゃね? 一緒に使う嫁には どっちでも関係ないし 前乗りするなら遠くを持ちたい。
下ハンの高さで握りたい場合は、その高さに合わせておけばいい。
どうせ下ハン位置だと ロードでも近くなるんだし、幸い角は勾配付いてる。
フィットネスバージョンで 低めにハンドルをセットしておいて 通常は先端側を持つ運用が正解じゃないかという結論に至った。

その後 お気に入りに登録して悶々としていると 割引クーポンが登場し、背中を押される形で購入を決心。そして到着。
本体35kg バスタオルで滑らせて リビングに搬入。

箱サイズは D270 ×W980× H870 (mm) 程度

早速 組み立て。すごく簡単。ペダルは手持ち品を装着。

気になって調べるも 情報が無かった Qファクターを計測。

クランク外-外 188mm

嫁によるテスト使用。
サドルが若干低いせいもあるが 持ち手はこの位置だからね..

使用感

1週間ほど使用してみて、ペダルとサドルを交換しよだれ掛けを装着。

操作ダイアルが ちょうど汗ダレする箇所にあるもんだからクリアシート切ってカバーした。

ビニールテープで一応 本体カバーの目地をシール

音に関しては、本当に静か! 図書館並みの静けさ というのは事実。
傷防止にヨガマット敷いてはいるが 無くても振動は皆無なレベルかと。

事前にスマホにAppインストールしアカウント作成し、身長体重のパーソナルデータを登録しておく。本体の電源を入れ Appから本体と心拍計をペアリング、次回から毎回接続操作が必要。
そしたら「体力テスト」から FTPの測定。
トレーニングのメニューは FTP値の 〇%というプログラムなので、最初にFTP測定を行っておかなければ 自身に合った負荷でトレーニングできない。
FTP測定は トータル20分のRampTest形式 (のちの zwiftでのFTP測定結果と1W差だったので 結構正確かと)。 

トレーニングログは 設定により Stravaと連動できるので 自動アップロード可能。ただし StravaのスマホAppを起動していないとアップされない模様。

ハンドルの交換は出来ない模様。径は少し太い。
体重掛けると ハンドルが若干左右を向く。ハンドル幅は 420mm。

純正ペダルは 六角穴が無い(ペダルレンチは付属)
ペダルは  9/16インチなので ロード用も普通に使える。

純正App


NEXGIM intl

あまり詳しい情報のないトレーニングメニューについてを中心に。
プリセットされているトレーニングカテゴリーは大きく3つ。

  • チャレンジ

  • パワーコース

  • コーチングコース

今後も拡充されるらしいが 2023年1月現在のメニューを列挙すると..

◆チャレンジ

リアル画像を視聴しながら zwiftのように走れるヤツ。
速度を上げると 連動して風景が進む。
現在12コース(日本3コース)ある。
獲得標高の割に結構キツイような気がw

チャレンジ

◆パワーコース

パワーコースは、目的に応じて以下の4つのサブカテゴリーがある。
目的に応じたトレーニングプログラムのプリセットであり、自身のFTPに応じた負荷率(%)で組まれている。

パワーコース分類

◇ビギナーズガイト

ビギナーガイド

◇脂肪燃焼ダイエット

◇持久力アップ

◇筋肉トレーニング

筋肉トレーニング

◆コーチングコース

コーチングコースは、トレーナー映像によるプログラムで、ジムにいるかのような体験ができるもの。でもこれ要る?(笑) というのが率直な感想。
トレーナーのケイデンスと比較するもよし、参加者の表情で疲労具合を量るもよし。ともかくトレーナーのテンションに引くわ..  
メニュー数は かなりある。

コーチングコース

zwift

zwift での使用に 純正Appは不要で、パワーメーターとして認識される。
80段階の負荷調整レベルが 20段階に変わる (Tiagraだと思えばいいw)
0~40N・mの負荷が  20段階にフルスケーリングされるのではなく、0~20N・mのみ使う??
ギア変速は ダイアルの回転で行うので、操作がムズい! スイッチ式にして欲しかったところ。
ERGによる負荷は、同じW数でも 純正Appメニューのよりも緩く感じる。
STIレバー操作がないので 手がむっちゃヒマww

#zwift経験値が低いので 今後 追検証する。

Strava連携

設定でStravaに接続しておけば ログが自動的にStravaにアップロードされる。ただ時々 アップロードされないケースがある。
Stravaを起動した状態にしておいてから NEXGIMアプリを起動しないといけないような感じも受けるが詳細は不明。
スマホが省電力モードになっていると動機が遅い?
通常は即座に同期されるが 非常に遅いケースがある。

総評

音と振動に関しては文句なし!
zwiftメインならば、やっぱスマトレのほうが良いと思うが 純正Appのメニューも豊富で、これだけでもかなり使える。
ロードバイクよりも省スペース。
チェーンやスプロケなどの消耗品が無く、メンテも不要なので楽チン。
ポジション調整範囲が広いので 大人から子供まで 大丈夫。
純正サドルがふかふか過ぎて すぐにお尻が痛くなる。

実走と違い 踏み込んだ直後に生じる一寸の軽さが再現できていない感じでず 一定負荷のままなのと 上体を使い辛いので 実走よりもキツイかもw。(インドアバイク全般に言える事かな)

ロード乗りには フィットネスバージョンを推奨する。
(競技バージョンに 角生やすのもありか!?)
ダンシングの窮屈さはどちらも同じかと..

基本、ケイデンスを推奨範囲に収めて回す。するとFTPに基づく負荷がプログラムに合わせて加えられる。総体的に推奨ケイデンスが低いので高ケイデンス派には 純正メニューはツライかも。(推奨ケイデンスを無視しちゃえばいいのだけど)

PC版の純正アプリが無い!(Android と iOS版しかない)

QB-C01S に 旧型C01の取説をまんま使うの詐欺っぽいからやめたほうがいいと思うのだが・・(内臓バッテリーの記載があるから誤解招く)


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