【全文無料】2050年ってどうなってるんだろう?【そもんずラジオ】
こんにちは、そもんずです。
さて、週末な今日は、筋トレと有酸素運動をしたあとにプールに入り、プールサイドをまったりしていたところ、2050年の脳科学という非常に興味深いテーマでyoutubeのライブがあったので、数時間、聞き入っていました。
日本神経学会という神経学の研究者があつまる極めて真面目な会です。
(4時間と長いので、時間があるときに聞いてみてください)
この中でもしきりに取り上げられていたのが、BMI(ブレイン・マシン・インターフェース)です。
専門家ではない私ですが、イーロンマスクがNeuralinkをスタートするタイミングから、この分野はウォッチをしてきており、まだ、脳に支障をきたした方向けに臨床の場での実験が繰り返されているわけですが、将来的に次にあげるYoutubeのように一般人でもスマホなどを使わず、思うだけでコミュニケーションができたり、指示出しができるようなったりするわけです。
まだ、30年後の世界観ですし、「こんなのムリでしょ」とみなさん思うと思いますが、今から30年前の1990年にはまだインターネットは実質的にスタートしていなかったことを考えると十分にあり得る分野だと思っています。
いわゆるテレパシーみたいなものですが、脳への電気信号でやりとりができるようになるわけです。マトリックスのように怖い部分も感じますが、人間の中で一番もろい身体というものを使わず、場合によっては拡張したり、取り替えたりする未来は実はそれほど遠くはないという印象です。
課題は倫理観の問題とセキュリティの問題でしょうね。
人間が人間たるためには何が必要要件なのか?また、AIによって人間をコントロールされてしまう可能性があるのではないか?という点でしょう。
約2年半前に、次のようなnoteをリリースしたのですが、遺伝子系とともに、脳科学とテクノロジーの融合はこの次の20年で一気に広がる分野でしょうね。
このあたりの未来は10年単位でずれたり、技術的にややshabbyなものになったりすることはありますが、結果的にはこの方向性に向かうでしょう。
では、そのときに人間は何をするのか?仕事はどうなるのか?ということです。
さきほどご紹介したYoutubeでも出てきていましたが、企画から製造、販売に至るまで、1日の仕事として完了してしまうという未来が描かれていましたよね。
では、これは本当に可能か?と言われるとやや脚色はあるものの可能な未来だと思います。そして、今は、その方向性の途上にあるよねと思います。
私の友人が経営しているメーカーは工場も持たず、製造はすべて外注し、基本的にはデザインの企画と販売もインターネットで完結していて、数人で数億円の規模を販売しています。
なぜ、これが可能になるかというと、
①企画や開発に関わる部分がコアであるが、人間に残されているものは一部の創造性と意思決定だけであること
②製造や販売などの基本的なプロセスは特殊性がない限り、アウトソーシングで間に合うこと。そして、そのリソースは簡単に手に入ること。
③技術的に深い能力がなくても、AIの集合知とソフトウェアがあれば、だいたいのものは作れてしまうこと(最近、流行り始めているノーコードのプログラミングやデザイン系のツールなどはわかりやすい事例ですよね)
昔のメーカーは本当に企画から販売までたくさんのプロが集まって行なっていましたが、これがほとんど数人でできるようになる現実は、現在進行中です。
ぜひ、このトレンドがくることを想定した上で、何を学ぶのか?何をやっていくのか?ということを考える材料にしていただけたら幸いです。
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