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かわら版No.52 令和6年6月6日 米沢市議会 佐野洋平・一般質問(後編・当局回答・質疑、解説・要約版)

日頃よりお読みいただきありがとうございます。

今回は、前回の続きになります。以下の質問について、特に、近藤市長の見解について記載を致します。佐野としては、課題の共有と建設的な質疑ができたと思います。

本市におけるドラッグストアチェーンの増加について 
(1)ドラッグストアチェーンの増加の背景及び原因について
(2)ドラッグストアチェーンの増加が本市経済に与えるメリット・デメリットについて
(3)ドラッグストアチェーンを仮に制限するとした場合の法的課及びその方法について
(4)ドラッグストアチェーンの増加と都市計画との関係について
(5)ドラッグストアチェーンの増加に関する研究チームの設置について

令和6年6月6日 米沢市議会 佐野洋平・一般質問

(1)ドラッグストアチェーンの増加の背景及び原因について
近藤市長の見解:平成12年の大型店の出店を規制していた大規模店舗小売法の廃止をはじめとする小売販売係る様々な規制緩和が最大の要因である。
(2)ドラッグストアチェーンの増加が本市経済に与えるメリット・デメリットについて
近藤市長の見解:現在のドラッグストアチェーンの乱立は、異常を通り越して、異様と言わざる得ない。
近藤市長の見解:メリットは、消費者の利便性と短期的な市税収の増加。デメリットは、地元食料品関連小売業への悪影響、景観・上杉の城下町等への悪影響。
(5)ドラッグストアチェーンの増加に関する研究チームの設置について
近藤市長の見解:ドラッグストアチェーンの増加に関する研究に特化したチームは現時点では、考えていない。しかし、米沢市政にとって都市計画は最重要課題です。ドラッグストアチェーンをめぐる様々な課題は、今後策定する総合計画や新たな立地適正化計画の見直しの過程において、本市らしいまちづくりとビジョンを示し、実行します。

(1)~(4)の質問に対する米沢市担当局の詳細な回答は、以下の動画にてご視聴くださいませ。
動画配信の産業部長の答弁 25分50秒~32分30秒
動画配信の建設部長の答弁 32分30秒~40分10秒

以上のように、本市におけるドラッグストアチェーンの増加について、各質問を通じて、米沢市当局は、精緻な分析と真摯な回答をしていただけたと思います。

そして、最大のポイントは、近藤市長から見解が示されたように、「ドラッグストアチェーンをめぐる様々な課題は、今後策定する総合計画や新たな立地適正化計画の見直しの過程において、本市らしいまちづくりとビジョンを示し、実行します。」とありました。要するに、私たち米沢市民に対して、まちの未来像の選択肢、グランドデザインを示すと明言されました。

今、米沢市とって、本当に大切なときです。有言実行を大いに期待します。

なお、一般質問の2回目の質問は、
動画配信の40分15秒~1時間3分30秒になります。
これは、1回目の質問の回答を受けての、自由質疑になります。その場で考えてお互い発言するので、闊達な( improvisation )議論ができます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

かわら版No.52


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