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チャー研、M-1グランプリのめっちゃおもろいネタ説

この記事はCha-ken Advent Calendar2020に参加していません。本命記事が間に合わなかったのでなんか出しておこうというやつです。いやすみません!!!!!!!必ず明日出します!!!!!

というわけで。タイトル通り、この記事では「チャー研とM-1グランプリにはその面白さに非常に強い親和性がある」というのを述べたいと思います。こじつけです。(正直)

・そもそもM-1のネタってどんなんやねん

当たり前ですが、漫才には様々な時間があります。3分ほどの非常に短いネタから、15分ほどかけて行う長いネタもあります。その中でもM-1は4分というかなり短めのレギュレーションが定められています。
「チャー研は5分アニメだからオーバーしてるじゃないか!」と指摘される方もいるかと思います。こちらをご覧ください。

スクリーンショット (403)

ぶっちゃけ大半がオーバーしてます。準決勝までみたいな強制終了ないからね、しょうがないね

しかし、時間がいっしょなだけで同じと言われたらたまりません。まずはチャー研本編を分析してみましょう。とりあえず一番有名な「頭の中にダイナマイト」を参照します。構図としては「本編=ボケ コメント=ツッコミ」と認識してください。

この動画にはお笑いの基礎である「緊張と緩和」が非常に多く含まれています。これが何かと言うと、すごくざっくり言えば「視聴者を不安にさせてから安心させると笑わせられる」ということです。

例えば、今年の優勝者であるマヂカルラブリーの1本目のネタ「フレンチ」を例にとって見ましょう。このネタの中で、野田クリスタルはどうしようもないほど変な人です。言う事は聞かないし、言動も怖い。しかし、そこで生まれる違和感ないし恐怖をツッコミである村上が指摘することによって視聴者は村上に感情移入し、「やっぱりおかしいよな!」と安心感を得ることができるというわけです。村上が連呼した「違うよ!」というワードからも、この「不安を取り除くと笑える」式が理解していただけるかと思います。
この式は様々な形に応用できます。2018年優勝者の霜降り明星を例に取りましょう。せいやがよくわからない動きをして「なんだこれは?」と不安にさせ、それを粗品が明快に指摘してあげることによって「あぁ、なるほど」と安心することができます。
この2つを念頭におくと、「頭の中にダイナマイト」には様々な「緊張と緩和」が含まれていることが理解していただけるかと思います。

ボルガを置いて帰宅してしまう研という「違和感」に対する「帰るなwwww」というツッコミ(ここには、あらかじめボルガ博士の温厚な性格や研との絡みを通じて「帰ることがおかしい」という明確なフリすらも存在します。すごい。)、頭の中の爆弾を探すときに出てきた謎の線や、なんか既視感のあるレポーターという不安に対する「耳毛wwww」であったり「ムスカwwwwwwww」というツッコミ。そもそも「突然やってきた宇宙人が博士をさらう」という設定自体が大きな「緊張」であるというのも見逃せないと思いますし(これは2018年のスーパーマラドーナが試みてやや失敗に終わったテーマでもあります。よければチェックしてね!)、「超展開」というワードも冷静に考えれば「不安」を掻き立てるものですよね。

ここまで書いたところで時間きました!!!明日には必ず出します!!!!ケフィアさんごめん!!!あと冷静に考えたら漫才の説明ではあるけどM-1の説明じゃないなこれ

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