文章が上手くなりたい

先日、深夜テンションでした通話を深夜テンションで文章にしたクソみたいなnoteを上げた。すると、とある方から文章を褒めていただいた。嬉しい。非常に嬉しい。のだが、どうも僕は文章を書くというのに苦手意識がある。

もちろん書くことは好きである。好きだからこそ誰に言われるでもなく思いつけばやるし、楽しい。ただ、下手の横好きというか、好きだけど下手ってやつだと思う。そもそも思いついたことを出力するのは好きだけど文章というフォーマットを用いるのはそこまで好きじゃないのかもしれない。
なんというか、文章を書く、という行為が僕の中で頭の中をどれだけ劣化が少なく出力できるか、という作業に近いというか。ただコストが低いから良く採用してるだけというか。

比べるのもおこがましいが、さくらももこ先生などと比べると顕著だと思う。何冊か先生のエッセイを持っているが、はっきり言って内容は大したことは言っていない。やれ子供のころインチキグッズに騙されただとか、健康食品を売るバイトをしただとか、あらすじだけ書いたら面白くもなんともない。
ただ、そんな話が読んでいると止まらなくなるほど面白い。文章一文一文にリズムがあって読んでいてスッと入ってくるというか。
漫才は時に音楽に例えられるが、優れた文章も頭の中で再生される圧縮された音楽ファイルみたいなものだと思う。

翻って自分の文章である。だいたいの文意はパッと見て問題なくつかめる。しかし、なんとなくテンポが悪い。
ただでさえ自分は一文が長くなりがちな悪癖があるが、短くても微妙にテンポよく読めないことが多い。

勿論、自分の文章だから、というのもあると思う。普段の話口調と文体はまた違うわけで、自分から発するものなのにどこか自分じゃなくて違和感があるというか。
ただ、今までの人生を振り返ると他者評価もあまりよくない。LINEで「つまりどういうこと?」的な反応をされたことも何度かあるし、自分の書く文章がクソ過ぎて某所で死ぬほど叩かれたこともある(もっともあれは文章だけではないでしょうが・・・)
それに、普段上げているようなこじつけnoteはスラスラ書けるがジャンルによってはめちゃくちゃ書くの遅い。好きな物紹介とか苦手。noteの下書きに書きかけがいっぱい眠ってる。

ここまで自虐が続いたが、「文章を書く」という工程の中でも、全体の構成を考えたり展開を付けるのはかなり好きだし、自信はある。
実際のところ、自分の文章を褒めてくれる方が評価してくれているのはそこだと思う。急に視点を変えてみたり、スケールを急に広げたり縮めたり。
そういった広く見た時の長所を伸ばすためにも一文一文の読みやすさは上げたいな~って思う。

で、本題なんですけど実際文章力ってどうやったら上がるんでしょうね?
言い忘れてましたが、このnoteの趣旨は「文章力を上げるためにこれをやるぜ!の宣言」ではなく「愚痴って、それで書きながら整理出来たらいいなぁ」です。

パッと思いつく自分の文章の難点は2つ。
①一文が長くなりがち
②文体が揺れがち

①わかりやすい原因。可能な限り一文に情報量を多く詰めたがる。割とリアルでも一気に長く喋る方で(ここもいずれ治したい)、喋る時のリズムのまま書いてしまうからだと思う。たまに自分で長くなってると気づいて短い複数の文章に切ることもあるが、同じような文章が連続することになりリズム感が生まれない。
あと、()での補足を使いすぎてる気もする。
②口調が急に硬くなったり柔らかくなったりどうにも安定しない。おそらく今も書きながらちょこちょこブレてると思う。直前まで読んでいた文章の文体に影響されやすい性格も原因かもしれない。
思うに、自分は「簡潔な文章を書かなきゃ」という意識と「ちょっとこじゃれた表現使ってみたい」の意識のバランスが悪いのだと思う。こういう意識はだれしも両方あってせめぎあいだと思う。
ただ、自分はこのバランスが一定でなく、ある文章は擬音が多用されているのにある文章は簡素、という現象が意図せず起こってしまいがちなのだと思う。

ざっと2つ上げたけど、これが起こりにくい人ってセンスなんでしょうか?それとも推敲の力なんでしょうか?
一回ちゃんと推敲の練習したい。したところで趣味のnoteでやるかというと怪しいけれど・・・

もう3時になりそうなので終わります。推敲は気が向いたら!

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