ミニマリズムについて
毎日メルカリを眺めつつも、幸いなことになんとか物欲にブレーキをかけつつ生きていけている今日この頃。
服の数が多過ぎると毎度怒られている私はミニマリストと呼ぶにはかなり遠い場所にいるがもしミニマリストになるとしたら何を持つか…こういう妄想をするのは好きだ。
結局私のような人間はミニマリストになりたい訳ではなくて、その過程にあるこだわり抜いた逸品選びが一番脳汁が出るのである。
そもそも持っている服の数をどれくらい減らしたらミニマリストと呼べるのだろうか。
靴下とパンツは5枚あれば平日洗濯ができなくても足りそうだ。
Tシャツも半袖3枚と長袖2枚有れば1週間保つ。パンツは長いの3枚、短パン2枚くらいだろうか。
後はスウェット、セーターも2着は欲しい。
アウターはシェルジャケット1着とダウン1着、コートとジャケットも1つはあった方が良い。
冠婚葬祭用のスーツも1着は必要だし、スーツ用のシャツも2枚くらいはあった方が良いな…
靴はスニーカーと革靴2足ずつくらいだろうか…
帽子も1つくらいはいるし、サラッと羽織れるフリースかカーディガンもあると便利そうだ。。
中身をどうするか考える前に必要なアイテムを考えた時点で頭の中に思い描く最強のミニマリストとのギャップを感じる。
10着くらいの服をうまく着回してワンラック分のとびきり上質な服に囲まれて丁寧に暮らす…
そんな感じのイメージでいるのにそうしたら山登りに行く時に着る服がないじゃない!みたいなノイジーマイノリティが急に慌ただしく脳内で街宣活動を始める。
このノイジーマジョリティの声に従いこれまで沢山の洋服を買ってきたが、実際に想定しているような着用シーンは1年に1回も来ないのがざらだ。
ここまで書いていて思ったが、私はシチュエーション萌えなのかもしれない。ミニマリストになるプロセスの1工程が好きで堪らなかったり、ワンチャンなさそうな出番が見出された時の喜び。
例えばサラッと夜遊びしに行く時にコットン地で黒のいかにもエディターぽいジャケットにボーダーのtシャツ併せて出かけたいだとか。
より多くのシチュエーションで萌える為には、守備範囲を広げておくしかない。
こうして私のミニマリズムは外部への露出を伴わない極めてミニマルな結末を迎える。
皆さま良い週末を。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?