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四条貴音に関する記憶を巡る

 ~3年くらい前~

「オアアアニマス面白いな~」

「きゃさんがPM2018のチケット1枚余らせたらしいんだけどどう?」

「まだ12話だし行かない。てかきゃさんって誰だよ」

これが私にとって貴音を目撃しうる最後の機会となるとは、この時は誰も―――

○はじめに

 こんにちは。たろうです。「THE IDOLM@STER MILLION THE@TER WAVE 04&05 発売記念イベント」お疲れ様でした。私は3年くらい前に765プロの世界に触れて以来、いわゆる担当アイドルという位置づけである四条貴音の舞台を生で見る機会がなかったので、今回のイベントにより長年の悲願が叶う形となりました。今回はその悲願の程度等について、時系列を追って雑に振り返っていきます。

○2018

この力(3,000円)

大昔からビジュアルだけは知っていた。ニコニコの影響だろうな

そろそろミリシタやってみようかな→やる前にアニマスで少し予習しよう→の流れで参戦し、セレチケを切ったところで俺の闘いは始まった。高貴な立ち振る舞いと、ミステリアスの裏に潜む孤独の影。皆が一騎当千の個性を持つASにおいてもその独自性は群を抜いており、そういった要素諸々に強く魅力を感じたのだろう。ビジュアル全般が普通に刺さっているのは最早説明するまでもない

まぁこれで緩やかにデレステとの両輪体制でいくんだろうな…

3輪だよ

ASと言ったら据置だろ!ってことで購入しプレイ開始。ちなみに楽曲はこの時点で結構網羅できてたはず

 詩花を倒したとこ。このシナリオで生まれた設定は後にミリシタにも逆輸入されている(こういう仕込みは中々良い)。ステラは無限に音ゲーやってればクリアできるのでかなりやりやすかった印象。ゲーミング衣装は勝利をリスペクトした結果です

 しっかり面白かったのである…!なんだかんだここで良いもん見れたのが後々のモチベに繋がっているのかもしれない。この後ものんびりと続けて13人+詩花ルートまで全クリしましたわ

○2019

 ミリシタでのフェス限実装を皮切りに徐々に出番が増えていった年。念願のメインコミュ楽曲が「addicted」だったのは有識者の間でも衝撃だったとかなかったとか。「フラワーガールが来てほしいけど〇〇だと思う」みたいな予想が多くて笑ってた(私も!)。千早、あずさと組んだミリオンオリジナルのユニット「ARCANA」は年末の滑り込みで発表。あ、これがリリイベのやつです

 最終日が面接と被るも午前中で落ちて帰されたことでギリギリ入賞できた2周年イベント「UNI-ON@IR!!!!」や、卒論の執筆時期と大いに被って開催された「瞳の中のシリウス」など、現実の要所要所で案件が飛んできて嬉しい悲鳴を上げていたのを覚えている。面接の控室にスティックパンを置いたまま帰ってしまった事が唯一の心残りだ(決して嫌がらせではない)

「とりあえず」じゃないんだよ落ちなきゃ負けてたんだよ

バイトの控え室でスティックパン食べながら叩いてたのを思い出した

 また、この年から人の家で過去ライブの円盤を見るようになる。特に台風の中暴風域に飛び込む形で開催した鑑賞会では、ある時は終演の挨拶で停電、ある時はキャストの熱唱で窓がガタガタいったりと大変でした。ここまで必死に観た理由にはミリオン6thSSAカバー披露された「私はアイドル」を巡る一連の事件があるのだが長くなるのでやめときます

また、この年の秋には「バンダイナムコエンターテインメントフェスティバル」が開催。ここで初めてASチームのパフォーマンスを目撃することができた。「READY‼」「自分REST@RT」といった往年の名曲はやはり素晴らしいものであった…がこの時は貴音≒原由実さんは不参加だったので成仏には至らず。でもそれ抜きにして最高なステージだったな

 ちなみに、「榊遊勝vsクソ運営」という伝説の決闘はこの日の夜リモートにて行われたものである。ここから始まる榊の伝説。

〇2020

 昨年末にゲーム内実装された「ARCANA」のCD発売から始まった2020年。karafina亡霊の魂まで救う素晴らしい楽曲の誕生に心が躍った!ライブもゲームも案件増えそうだ…と思っていたらいつのまにか世間が怪しくなった。

多分この事件のことは10年後も語ってると思う

 忘れてはならないのが「マスターアーティスト」シリーズ(ソロアルバム的なやつです)の新作。生きてる間にこのシリーズの新作の発売を迎えられるとは思ってなかったので本当に嬉しかった。新曲「炎の鳥」は雅さと激しさが両立されたいわゆる「和ロック」な1曲であり、いままでの王道を踏襲しつつ新たな可能性を感じられるものであった。まぁ平たく言えば最高ってことです

 「フラワーガール」「炎の鳥」「風花」「ふたつの月」で花鳥風月が揃った事に気づいた人すごいと思う。ただ「風花」が一体で二体分のエクシーズ素材になってるのがちょっと気になる

 家庭用新作「スターリットシーズン」の発表を受け、OFAのプレイを開始。まーーだいぶ掛かったな…面白かったけどサマーソルトしたりトーテムで突っ込んだりする機会が多くてかなりのんびりやってました。ちなみにDLCで神崎蘭子が実装されていたのは前から知ってたので爆速で課金しました。
 この年もはらみーさんを目撃する事は叶わず、流石の私もTHE DARKSIDE OF DIMENSIONSの海馬みたいなテンションで年を越してしまいました〜!

〇2021

 そして今年。念願の「フラワーガール」メインコミュ実装から始まり、団結2021の呼び名も高い「EVERYDAY STARS」や、961の遺伝子を彷彿とさせる「diamond joker」の歌唱など、とにかくミリシタ内で大活躍!しかも16周年楽曲のオリジナルに抜擢され久々にアニメ絵で動いてるところを見れたりと…


あと昨年スタートした「OFA」をよーーやくクリア。サボり気味だったのもあるが、後半の敵が強過ぎて攻略が難航していた部分もある。特に天ヶ瀬冬馬にはしてやられた…
このゲーム、基本的に相手の「バーストアピール」という超必を「バーストカウンター」というスキル――いわゆる暗転返し――で一方的にキャンセルして自分がアピールする…の流れを上手いこと作ると勝てる。のだが、この男、これをメタってくる。



左側のゲージに注目。冬馬が一発アピールする毎に此方のゲージがアホみたいに減っている。本来なら「思い出アピール」という弾数制限のあるゲージ増加技で暗転返しを狙うのだが、デバフ量がエグ過ぎて無意味なのだ

 結局、こっちがゲージ使い切った後に冬馬にバーストさせたり、とにかく先手暗転で相手のゲージを削ったりしてギリギリ勝利した。運ゲーだった。

これは最終戦で勝利をリスペクトするために纏った最終フォーム【スカウタードリルヴァンパイア】です

 とにかくOFAはコミュが良い!!腰据えてASのゲームやりたいならグラとか気にせずOFAをやろう!というのが個人的な意見です

 そんな中でじわじわ延期してた「スターリットシーズン」が何とか発売に。貴音のみならず蘭子、紬といった面々との客演に春映画みを感じずにはいられない。まだしっかりできてないけど、秋葉でA帯まで行ったらちゃんとやります

そして遂に。

お前…!剪定された筈じゃ…!?

急いで対象CDを各5枚替え玉し、無事に当選。

今だよ!


 歌、凄ッッッ……!!
ASで歌唱力3強と言われても納得できるくらいのメンバーなんですよこの方々 とにかく圧倒された 作中のコンセプトも聖歌隊みたいなイメージだし、コンサートホールみたいな小さな箱の方がより「らしい」のかもなって思った

 はらみーさんは初手の挨拶からミスりまくってるし終始ふわふわした感じの所作で面白かった、かと思いきやライブパートになるとガラッと切り替わって四条貴音に変身してしまうのだからすごい 「降ろす」型の人、憧れます

 ラストの「flyers!!」はミリオン単独では定番曲の一つだが、ASチーム混合で歌う機会は殆どないのでこれはレアだぜ。

 アイマス知らないのにここまで読んでくれた健気な方向けに今更の説明だが、765「AS」の後輩チームが「ミリオン」。事務所は同じである。ASはASで独立した世界観を持っている一方、ミリオンは前日譚としてASの存在を前提としているので、スマホゲーム「ミリシタ」では「ミリオン」39人に加え「AS」13人も存在している。とはいえブランドとしては別なのでリアルライブとかは基本一緒にやってない。これは「遊戯王DM」と「遊戯王GX」の関係性を思い浮かべていただくと分かりやすいだろう。(GXには遊戯や海馬、ペガサスらの出番こそあるが、彼らは一般にGXのキャラとは数えない)。しかし最終回の遊戯やカイバーマンなど、時折話数を切ってしっかりと絡んでくる回はある。今回のリリイベはまさしくそんな「コラボってほど遠くはないが実際に起こっている事はクロスオーバーそのもの」という現象なのである。

「そう、俺が呼び出すのは黒魔族ではなく『神』!」

久しぶりに見直してしまったけどホント良い最終回

さて、本題に戻ろう。この「flyers!!」を歌唱する四条貴音並びにASチームが俺を感動の渦に巻き込んだ事は語るまでもない。DM・GX理論との大きな違いは「ゲーム内ではあくまでも一緒に仕事してる」点である。リアルライブとゲームで方針が違うというだけの話だが、やはりこういった機会はもっと増えていくと嬉しい。というか現に増えていってるのでマジで有り難いです…

〇おわりに

いかがでしたか?

 今回は普通に作品の話ばかりで奇妙な冒険感はあまりなかったかもしれませんが、「あっコイツちゃんとゲームやってるんだな」ってのが伝わっていたら嬉しいです。タロウのnoteも10/1でハーフアニバーサリーを迎えました。今後も色々な事を綴っていこうと思いますので、何卒よろしくお願いします。

tarou

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