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対戦格闘ゲームの楽しみ方とカレーライス

1.いや、ゲームなんて好きなように楽しめば良いよ

 あかん、話が終わった。もう少し書きます。そもそもガチ勢とかエンジョイ勢とか(仕舞いには浅瀬勢なんてのも)最初に言い出したのは誰なのかしら?ちなみに僕の世界観では「みんな、自分がエンジョイすることにガチ」です。これを仏教の言葉で梵我一如と言います(嘘です)。最近なんか「レベルの差があり過ぎると、対戦が楽しめない」とか「同じくらいのレベルで対戦するのが一番楽しい」とか言う人がいますね。アレを絡めつつ「楽しみ方は人それぞれって結局どういうことよ?」って話をします。

2.カレーライスのお話

 先ず一般論として、あるものが「楽しいかつまらないか」って話は、突き詰めていくとすぐに「好きか嫌いか」の話になります。
 好き嫌いってのは、ある種の正しさとか良さがその人の中にしかないもので、そこを理屈で否定しても仕方ないというか否定できない。カレーライスが好きな人に「太るよ」とか「辛すぎると胃腸を悪くするよ」と言うことはできても「君にとってカレーは美味しくないよ」などと言ったら…まぁ、ヤベー奴ですよ。仮にカレーライスだけが持つ真に悪いところがあるとして、それを伝えていくことで多くの人がカレー嫌いになる可能性はあるだろうし、それを追求したら大発見があるかもしれないけど、そこまでしてみんなにカレー食べさせたくない動機って何よ?
 格ゲーに話を戻すと、「格ゲーは同じレベルの人と対戦するのが一番楽しい」とは、せいぜい「カレーは自分に合った辛さが一番好き」程度なもんです。なんか同語反復っぽいですが、あまり否定しようがない。あなたが本当に「人それぞれ」だと思うなら、数ある楽しみ方を適宜判断(自分の都合で取り入れたり、捨てたり)すれば良いということ。

3.僕の格闘ゲームの楽しみ方

 初めに断っておくと、この楽しみ方はある種険しい(マゾい?)です。これが僕の楽しみ方の全てでもないです。もっと簡単に脳汁の出る方法が有れば、ぜひ教えてください(春麗に本田で鯖折りしてるだけで喜んでいた頃に戻りたい)。
 さて、僕の楽しみ方は「成功や成長」を体験することです。
・トレモで何回練習してもできなかったコンボが、寝て起きたらできるようになっていた(いや、練習してたらなるんだってば、マジで!)
・3rdのCPU戦でMSFクリアできるようになった。(ちなみに僕は7年かかりました)
そういうので十分。ゲーム内のキャラではなく、「自分がなんとなく良くなっていくこと」を楽しむわけです。
 対人戦だと「相手に勝つ」ってのは誰から見ても分かりやすい成功や成長なんですが、別に勝てなくてもそれらを感じることはできます。例えば、勝敗とは別の目標を設定して、それが達成できたかを自分で判定する。最初は簡単な目標からはじめていき徐々にハードルを上げていく。まぁ、ここまで堅苦しく考えなくても「昨日はあれやったけど、今日はこれやってみよう」くらいの意識で臨むと違う景色が見えてくる、そういうのを楽しむ(スカイリムで例えるなら、昨日は善人プレイしてたけど、今日は悪人に徹しようとか)
 この楽しみ方の良いところは、勝敗以外の部分に重きを置いてるので、沢山負けてもあまり気にならないところです。「負けたけど、これできたし、ええか」とイライラは緩和することもできる。「最終的になんかの大会で勝ちたい!」という場合のステップアップ方法にもなる…かもしれない。あと相手が強かろうが弱かろうが同じレベルだろうが楽しめます。

おまけ.何とか同好会

 何とか同好会は会員募集の発言を繰り返していますが、最近の勧誘発言でマズいやつを取り上げます。あ、彼に直接伝える気は無いです、恐らく理解できないと思うので。「同好会ってちょっと気になるな~」って人向けです。

彼の最近の発言↓


少し前にも似たような発言を繰り返していて、それらの構造を取り出すと…
①Aは楽しい。
②B(notA?)は得るものがない
③特にCはDだから楽しめない(以後Dについてウダウダ書く)

いやいや「Aがどう楽しいか」とか「Aで何が得られるのか」を語ろうよ、一番大事なところだよ?
notA→notPをいくら語ってもA→Pは証明できないよ?
少し乱暴に置き換えるけど、以下と同じよ?

・猫を飼うのは楽しい。
・魚は懐いているか分からず、飼っている実感が湧かない。
・特に熱帯魚は、温度管理が大変で電気代もバカにならない。

こういう主張で「なるほど、その通りだ!早速猫を飼おう。」と考える人は、とりあえず僕のまわりにはいません。むしろ「熱帯魚になんか恨みでもあんの?」と心配されるレベル。こういう発言を何度も繰り返している人です。あと熱帯魚の部分に、5~6年前に閉店したゲーセンの名前とかが入ることも。

最後に、熱帯魚を愛している方には誠に申し訳ありませんでした。あくまで主張のおかしさを示すための例え話です。ご了承ください。

2020/3/17追記
おまけのおまけ.ありがちな疑問や反論めいたものに対する回答(独り相撲ともいう)


①こんなん書いている暇があったら、格ゲー練習した方がよくね?
→「Aする暇があるなら、Zしてる方がいい」凡そ嫌いなものをAに、好きなものをZに入れれば成立するような文で、何か考えたり主張したつもりにならない方がいいよ。野球観戦が好きな人は、格ゲーしている暇があるなら、野球観戦した方がいいかもね。両方好きな場合はどうしようか?
仮にZがいいと思うなら、何も言わずにZするか、誰かに伝えるなら先ずZの良いところを書こうってのが根本にあるよ。文脈的に分かりづらいかもしれないから明示しとくね。

②同好会に恨みでもあんの?べつに邪魔せんでも
→恨み?無いよ。どの程度会員を増やしたいか知らないけど、勧誘のやり方がマズいことを彼以外に言ってるんだよ。いやいや、そんなことはないと思うなら、それをみんなに説明した方がいいよ!
あと、そういう書かれてもいない「作り手の意図」みたいなものを推測するのは、ほどほどにしといた方がいいよ。

③お前は憲法21条の「結社の自由」を侵害している。
→僕の発言によって、彼が会を結成したり、集会を行うことにどのような「規制や圧力」が掛かるのかを【君が】明らかにしてね。僕の「批判」と何らかの「規制や圧力」を混同しないでね!(僕の記事に肯定的な人もここは注意してね!)
あと、同じ条項に「表現の自由」が入ってるから、それらが衝突した場合の判例も踏まえて教えてほしいかも。僕は良い判例を見つけられなかったよ。私人間効力って言うんだよね。マジで正当なものなら、おまけの部分は訂正ないし削除するよ!チャンスやで!チャンス!

④で、結局何がしたいの?
→趣味だよ。君は格ゲーをして結局何がしたいの?

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