Focus on now

結局、今目の前にあることに全力を注いで取り組むことが、人生全体で見た時に1番の幸せなんだと思う。

社会人になり会社で働くようになってから、残業していることに文句を言ったり、休日も働かないといけないような業務量に対して不満を言うようになっていた。

ふと立ち止まってみた時に、そんな生き方は嫌だと思った。

現状に不満を言ったり、人の悪口を言ったりしている時の自分は、自分でも好きになれない。

そして、そういうネガティブな部分ばかりに目を向けている時間は、後から振り返った時に大抵記憶に残ってはいない。

それよりも、どんなにキツくても、どんなに大変なことでも、全力で取り組んだ時間が人生の資産になる。

ぼくの人生の土台になっているのは、中学生の頃の部活動だ。

公立ながらも県のトップリーグで戦い、最後の大会では全国大会に行くために毎日毎日死ぬ気で練習を頑張った。

結果的にその目標は叶わなかったけど、一つの目標に向かって、同じ志を持った人と突き進んでいくことの楽しさややりがい、その難しさを身をもって経験することができた。

この時の経験がぼくの土台だ。

キツくて努力することを放棄したくなる時もなんとか踏ん張って、一度立てた目標を達成するために最後まで走り抜いた。

この時の経験は、今でもふとした時に必ず思い出す。とても鮮明に。

これは目の前の目標に向かって本気で取り組んでいたからに他ならない。

だから、改めてぼくは、今目の前にある仕事に本気をかけて取り組もうと思う。

もちろんとってもキツくなる時もある。

だけど、その瞬間に言い訳や文句を言わず、一度やると決めたことに全力で取り組んでみたい。

その先にどんな未来が待っていて、その時ぼくがどうなっているのかは想像もつかない。うまくいっているのかもわからないし、必ずうまく行くという確信もない。

だけど、本気で取り組むということ自体にぼくは価値を感じている。

この感覚をこれかも大切にしていきたい。

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