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そうめんの歴史は1200年?!

そうめんの歴史は1200年と言われています。私が生まれた奈良県桜井市の名産品の三輪そうめんが発祥とされています。1200年〜1300年前は新型コロナウィルスのように天然痘が流行し飢餓にも苦しんでいたのです。桜井市にある日本最古の神社である三輪山の大神神社(おおみわじんじゃ)で神の啓示がありそうめん作りが始まったと言う伝承があります。平安時代、宮中でそうめんは索餅(さくべい)と呼ばれ儀式や饗宴で食されていました。醤油がなかった室町時代にはお酢、辛子、味噌、梅肉、くるみをまぶして食べていたと言われています。江戸時代にはお伊勢参りの途中に宿場町であった桜井に滞在した人々がそうめんを食べてその美味しさが評判になり「三輪素麺は日本一」と『日本山海名物図鑑』に記されています。その後、手延そうめんの技術が播州(兵庫県)、小豆島(香川県)、島原(長崎県)、半田(徳島県)へと伝わり広がっていったのです。

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