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珠玉の生そうめん

手延そうめんの歴史は1200年とも言われますが、令和になってからも大変な進化を遂げています。ビールでも生があれば缶もありますよね。コーヒーもドリップもあれば缶もあります、そうめんにも生があるのです。生そうめん(または半生そうめん)は延ばした生麺を乾燥、熟成させてまた水蒸気をかけて水分を含ませて半生の状態に戻してパッケージして出荷します。一度、熟成させているので半生なのにコシがしっかりしていてもっちり感があってのどごしもしなやかで普通のそうめんとは全く違う食感です。元々はそうめん職人さんのまかない飯として食べられていたようですが、販売してみたらとても話題になったのです。この生そうめんは、北海道、小豆島、奈良など全国各地の手延そうめん製麺所で製造されています。生なので乾麺のそうめんと違って賞味期限が短いですが、食通の方にでもお世話になった贈り物としてちょっと話のネタになって面白いのではないでしょうか。

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