あ、きみ、就活生?就活エッジって知ってます?

<経団連、就活指針廃止を正式決定>
10月9日にニュースで流れた文字を見てため息が出た。
また、就活生たちは、振り回される。

これまでコロコロ変更されてきた就活のルール
=経団連が定めていた、大手企業の採用面接などの解禁日を定めた指針
を、2021年春入社の学生から廃止することが正式に決まった。

現行の指針は20年入社が最後の世代。
こんどは、ルールづくりが政府主導に転換し、
大学側や経済界も参加して協議を始めるそうだ。

私たちが幾度となく振り回されてきた就活の解禁日。
しかし、振り回されていたのは
馬鹿まじめな人たちだけだったのではないだろうか?

そもそも「就活の解禁」なんて言ったって
企業はどんどん「セミナー」や「インターン」を開始して
青田買いをしていく。

形だけの「就活解禁」が過ぎた頃にはすでに
事実上の内定が出ていて、
いそいそと周りの友達が卒業旅行の準備を始めていたりする。

だまされたーー。

就活やばいっていってたじゃん。

一緒に説明会行こうねって言ってたじゃん。

いつの間にインターンしてたの?

そんなことにならないためにも

そして

そんなことになってしまった人のためにも

本当はあんまり教えたくない
就活セミナーがあるんです。

それが、就活エッジ。
(導入が通販っぽい)

あ、これを読んでいるきみ、
もしかして就活生?就活エッジって知ってます?
知らない?
じゃあこれ読んでください。
あと参加してみてください。



■就活エッジについて

”キレイゴト抜きの就活トークショー”を銘打って
2013年の春に始まった就活生向けのイベント。
主催は
就活本作家の霜田明寛さん( https://twitter.com/akismd )と
キー局ディレクターの東海林貫太郎さん( https://twitter.com/kantaroshoji )
さいきんはこの二人。
(不定期開催なので、立ち上げたときから携わっている
出版社のBさんがくることも…)


キー局の方が主催と聞くと……
「いやいや、どうせキャラが立ってて経歴が鮮やかで成功してきた人なんでしょ。自慢話聞かされるセミナーとか、もう何度も行ったから。」

と、感じる人も多いと思います。
しかし、ほかのセミナーとは一味も二味も違う
実践的な対策を学べる場所なんです。

最も違うのは、
主催のふたりが、就活の時期に挫折を味わっていて
「かつては負け組だった」ということ。

講義中も、
「就活生たちに納得できる就活をしてほしい」
という思いが強いことが伝わってくるんです。

洗練されたトークで披露される就活ノウハウの中には
就活に向けてやったこと、失敗したこと、楽しかったこと、大変だったこと
全部がちりばめられていて
え、そんなこと言っていいの?って思うくらい。

こんなにぶっちゃけてくれる大人って
私たちの周りには、いないんじゃないだろうか。

マスコミ就活生はもちろん、一般企業でも十分役に立つ
ノウハウがたくさん。
(ちなみにOB,OG たちは、キー局・準キー局、出版社、
芸能事務所、広告代理店、IT系など大手企業に内定している人も…)

正直、ここに行くまでESがたがただった私が、
これいってからES落ちなくなったし、面接も進むようになり
結果として、アナウンサー就活で
10社以上で最終面接に進み、3社から内定をもらえました。

これを受ければ受かる!とは言えないけど
戦い方が見えてくる、そんな就活イベントです。

企業からたくさんのお祈りを受けて悔しい思いをしている人。
特殊な経験なんてない、とあきらめかけていた人。
そんな人にこそ、この”就活エッジ”を知ってほしいんです。


この先は就活エッジの魅力を語っていきます。



■怪しさを乗り越えて……

ただ、そのためにはハードルを乗り越える必要があります。
というのも、
まずはこちらのツイートをご覧ください。

こちらは2018年3月に開催された就活エッジの告知ツイート。
怪しい。
怪しすぎる。

”就活エッジ”は、スタッフも少ない上、主催者が多忙を極めているため、
突発的にスケジュールが決まる
不定期開催
そして、誰もが知っているあの局のディレクターが主催者がゆえに
主催者(のひとり)が匿名
※OB/OGは正体を知っていますし、実在するキー局の名ディレクターです※

しかも、参加するには
Twitterのリプライで参加表明
という畳みかけるような怪しさがあります。

私は、大学4年生の時にこの怪しいツイートに出会いました。
非常に怪しい。
けど、気になる。
それが第一印象でした。
元々霜田さんにお会いしたことがあったのと、
友達が一緒に行ってくれることになったのとで
えいや!と思い参加を決めました。

第一印象は怪しいですが、
本当にためになる……はず……

遠方から来る人も多く
あ~、みんなアンテナ張ってるな、と。
(北海道から!とか九州から!って人も結構いる)

ちなみに参加は基本的に有料です。
会場の使用にかかる費用など、運営の上で必要な金額なのですが
参加費として、決して高くは無いと思います!
(就活生にお金がないのはわかっていますが、
それでも、払えるくらいの金額でしたので、ご安心を。)


■「普通」の私たちが就活に向けてできること

私は当時、対策も準備も何もかもがうまくいかなくて
悩んでいた就活生の一人でした。

(私が友人に聞いた他のセミナーの様子からのイメージですが)
一般的なセミナーのような
「人事担当者のきらきらアピール」
「会社の自慢」「成功体験」
などといったキレイゴトは聞きたくなかったし、

運動も出来ない、かわいくも(かっこよくも)ない、
リーダーをやったこともない、取り柄がない、
そんな普通の私が就活を満足して終えるためには
いったい、何が必要なんだろうか。

どの企業も私のことなんて必要としていないんじゃないか。
就活なんてやめてしまおうか……

そう思っていました。

冒頭にも書いていますが、
主催者二人は「就活の挫折」を経験しています。

おもしろくて、人がうらやむ仕事をしている二人が
私のような「普通の人」と同じ経験をしていたのか…
と、当時はおどろきました。

就活浪人を乗り越え、ロジカルな就活術を駆使して
キー局に内定した東海林さん
自身もアナウンサー就活を経験し何局もの最終面接まで進み
その過程で適職を発見。
20代のうちに、就活本を3冊も出版した霜田さん
「リアル」で「現場感」のある就活ノウハウを
「キレイゴト抜き」で語るトークショー



これがもうおもしろくて、
就活のセミナーってつまらないんじゃないの?と思っていた
私の先入観をぶっ壊してくれました。

一度は就活に失敗した二人が
どうやって就活を乗り越え、自分の目標を叶えてきたのか
仕事というものとどう向き合ってきたのかを
生の声として聞くことが出来ます。


講義の中では

・面接とっさの一言
・面接最後に何を言うか

などの、きょうからすぐに使える小手先のテクニックも
色々教えてはもらえるけど、
私が一番うれしかったのは、本質的なことを理論立てて教えてくれること。

「自己PR」
「学生時代がんばったこと」
「志望動機」

というような
ESの項目には何を書くべきなのか。
つまり、企業は私たちに何を聞きたいのか。

これさえ理解できると
どんなに普通の人でも、書くべきことは出てくるんです。

(東海林さんのツイートにはこんな役立つものも)


また、私が参加した時には出版社のBさんによる
筆記試験や作文の突破方法もありました!



ここまできたら、あとは
自分の書くべきことを、
自分の「普通」だと思っていることを、
いかにわかりやすく、演出できるか。

これに関してもたくさんのアドバイスがもらえるはず。
積極的に講師と話すのがおすすめです。


■就活エッジの神髄・交流会

上にも「講師と話すのがおすすめ」
と書きましたが、
普通のセミナーだと
質疑応答の時間にみんなの前で
「○○大学××学部△年の・・・・です。
本日は貴重なお話ありがとうございます。
さて、御社の・・・・」
というインタラクションしかないですよね?

私は、就活エッジが他のセミナーと違うことのひとつが
この交流会だと思っています。

初参加の時はびっくりしたし、
エッジの魅力に引き込まれたきっかけでもありました。

講義が終わると、いそいそと準備を始める講師陣。
入っていくのは普通の居酒屋。

講師陣が上座でどっしり構えることなく、
テーブルを回りながらわいわいと飲み会が始まります。

ここがすごい。
決して偉そうにしないし、
同じ目線で話してくれる。

しかも、ガチの相談も出来ちゃいます。

この交流会の参加はみんなで割り勘。
参加するかしないかは皆さん次第ですが
私はここでESの写真についての相談や
雑談の中から「そこがおもしろいんじゃない?」と
アドバイスをいただいたりしました。

素が出るお酒の席だからこそ
自分の本当にやりたいことや
他人から見た自分を知ることが出来る場なのかもしれません。

講義で疑問に思ったことなど、
休憩時間中に聞くことも出来ますが、
しっかりと時間を使って話したいなら
断然こちらをおすすめします。

(ただし、講義に参加していない方の交流会からの参加は
 基本的にはお断りしているそうです。)


その他にも横のつながりが出来たり、
先輩方と話すことが出来るので
私はOB訪問代わりに使っていました。

参加希望はだいたいその日の講義の途中で聞かれますし、
決して強制ではありません。


■就活エッジ特別編「合宿エッジ」

不定期に開催されるもののひとつに
「合宿エッジ」があります。



合宿所に泊まり
エッジのノウハウを頭と体で理解する
激アツ企画です。

普段は講義形式のため、講師→就活生の一方方向になりがち。
(これはこれで学びも多いのですが)
合宿の魅力は、双方向性です。 
以下は過去の合宿エッジの当初予定の日程です。

(1日目)
12:00 宿にチェックイン
13:00-18:00 セミナー&面接練習
(霜田の就活エッジダイジェスト講義 + 面接練習)
18:00-22:00 風呂&夕飯&宴会など交流タイム
22:00-25:00 個別面談や面接練習
(2日目)
朝 総括
11:00 チェックアウト 現地解散


そう、朝から晩まで、(だいたい、一人最低でも5回以上?)
模擬面接を行い
余分なものをそぎ落とし、必要なものを加えていく作業を
講師陣とエッジに参加したみんなとで行っていきます。

中には決められた時間内以外でも、
一緒に参加した友達と、OBやOGと、
繰り返し面接の練習に励んで、合宿中の2日間で
自分の面接を作り上げる人もいます。
(宴会タイムにお酒を飲みながら面接について聞く人も多い)

もちろん最終的に考えるのは自分自身ですが、
理論立てて教えてもらえることで
応用も利くし、面接を重ねるにつれ
微調整もしていけるので、丸暗記の面接練習とは違い、
自分でこう話そう、こういう流れで構成しよう、と
実践を踏まえて考えられるようになります……

ただ、この合宿、講師陣も多忙な中での開催かつ
本気で就活生にぶつかっていくため
かなりエネルギーがいるそうで……
毎年開催されるわけではないので要注意。
開催されたら即参加した方が良いと思います。

合宿に行かないとダメなの?と思うかもしれませんが、
就活エッジは横のつながりもある上、
OBやOGもすでにたくさんいます。
友人や先輩など、エッセンスを知っている人たちから
コツを聞き、一緒に練習をしている人も多くいます^^

私も合宿参加組から色々教えてもらったな……


その他、豪華なゲストがきたり
(9月にははあちゅうさんの会もありましたね…)





花火を見に行ったり、ビアガーデンに行ったり

こんなスピンオフ企画もあったり無かったりします
(なにせ、不定期開催なので)
たまに突発的に豪華ゲストが来ることもあるので
見逃せないですね…




■ファンが多い・つながりが強い
就活エッジは参加した人の満足度が本当に高い。
エッジの人同士で情報交換している姿も見るし、
OB,OG同士もいまだに交流がある。

以下は
過去に参加したOB、OGが
何の見返りもないのに就活エッジを宣伝する図。




こうしてnote書いていても私には一銭も入らないし
本当は教えずに自分だけで隠しておきたい気持ちもありますが、
自分が助けられた就活イベントだったからこそ
いま、迷える子羊の皆さんには、藁にも縋る思いで行ってほしい。
(もちろん大学1,2年生から来る人もいるので早めの準備もぜひ!)


単純に講師陣のトーク力も勉強になるし
かっちりした就活セミナーばかりで疲れてしまった人は
息抜きがてら(とか言ったら怒られます?)にでも
参加してほしいなあ。と、老婆心ながら思うのです。

と、ここまでいろいろかいたものの、
次回の就活エッジはいつなの?
と思ったら・・・


今月11日!
おお~めちゃめちゃ直近やないか~~~~い!!

キー局試験が解禁したので、緊急対策だそうです。
行ってみたい!気になる!という人
とりあえず、今すぐに

東海林さんのTwitterをフォローして
②リプライで参加表明
③DMでのやり取り

です!!
あとは参加して、その魅力を体感してください!

(東海林さんと霜田さんのTwitterは
読み物としても面白いのでフォローだけでもおすすめ)



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