闇の中の疾走🚲
『はるかな町』 #三木卓
カバー #石阪春生
闇の中、自転車であてもなく疾走する三木少年。さびしさに魅かれ、でもさびしさを埋めたい。どっちやねん(笑。でもよくわかるぞ(笑。
三木卓(みき たく)さん(1935-)と言えば、訳者としても、アーノルド・ローベルの『がまくんとかえるくん』シリーズで有名。
自分の父と同じように、子どもの頃に敗戦で家族で満州から引き揚げたと今回初めて知った。
引き揚げ後の少年時代の、貧しさと勉学と友情の話なども、父と重なる。
カバーがなんか懐かしい感じあるな..と検索したら、石阪春生(1929-2019)は神戸の洋画家で、月刊『KOBECCO 神戸っ子』の表紙も手がけていたとか、、なるほど。俺が神戸少年だったころ、何度かこの人の絵を目にしていたのだろう。
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