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就活で本当に聞きたい「残業」のこと


こんにちは。
そまそまです。

Twitterで、霞が関勤務の公務員の
残業がエゲツなく、帰宅時間が深夜3時の
タクシー帰り…という呟きを見ました。

今時そんな残業させる
企業も少ないので、
霞が関公務員の方のツイートは
多くの反響を呼んでいるようです。

就活していたときに、
就活アプリの企業情報欄に
「平均残業時間」という項目が
あったと思います。

そこに、各々企業の残業時間が
書いてあるわけですが、

残業が少ないこと、
また残業が多いことを
ただ数字で書かれて
スッキリした経験がある人は
いないのではないでしょうか??

残業が少ないからヤッター!
残業が多いからしんどい……

なかなかそんな風には思えませんよね。

残業って確かに響きは悪いですが、
残業があるから悪い会社だと言い切れるかと
いったらそういうわけではありません。

今回は「残業」ってこうあるべきだよね。
こういう「残業」であれば理想的だよね。
っていう話をしていきたいと思います。

★なぜ残業はネガティブな
 イメージがあるのか

一昔前の日本企業の行う残業は、
人間らしい生活ができないレベルで
劣悪なものが本当に多かったです。

朝7時出社で、夜は12時〜1時まで、
始発で出てきて終電で帰宅するという
生活を余儀なくされていた会社もありました。

もちろん、そんな働き方をすれば、
睡眠時間やプライベートな時間を
確保することができなくなり、
健康上よろしくない影響が出ることもあります。

恥ずかしいことに、
日本には「過労死
という言葉が数年前まで使われており、

実際に電◯や、三◯電機のそれは
記憶に新しいことかと思います。

常軌を逸した残業量と、
過酷な労働環境により、
死に追い込まれることもある。

そんな毒のような「残業」という言葉に
悲観的なイメージを抱く学生が多くなるのも
納得がいきます。

そのため、残業はなるべくなければいいよね。
残業が少ない会社に就職したいよね。
そういう就活ニーズが出てくるわけです。


★残業はなければ
 本当にいい会社なのか???

しかし、冒頭でも書いたように、
残業時間だけ示されて、会社の良し悪しを
判断するのは少し乱暴な判断な気もします。

というのも、残業は確かに悪いイメージが
あるのですが、

「残業をしたくしてする人もいる」
ということも頭に入れておきたいですね。

どういうことか。

その仕事に情熱を持ってやっている人、
その仕事が好きで好きでたまらない人から
してみれば、残業は苦しいものではないんです。

イメージして欲しいのは部活です。

部活バカだった僕はよく分かるのですが、
部活の練習とか、夜遅くまでやりませんでしたか?

部活の練習が終わっても、ひたすら
自主練をしたりして、帰りが終電間際に…
なんてこともざらにありました。

その感覚で仕事をしている人もいるのです。

その仕事が好きで、
とにかく仕事でパフォーマンスを発揮したくて
夢中で仕事をしてしまった。

その結果、残業という形で
仕事を頑張ってしまい、残業時間が
伸びてしまった。

というケースだってあるのです。

逆質問とかで、
「残業っていっぱいありますか?」
と聞く人がいるみたいですが、

僕はなんてお門違いな質問なんだ!
と思ってしまいます笑笑

残業なんて、好きでする人はするし
しない人はとことんしないでしょう。

している人が偉いのでもなく
していない人がダメなわけでもない。

それぞれに考えがあって、
熱があって、
自分の中で決めていることがあって、

それに沿って各々が勝手にやっているのが
残業な訳ですから、そんなこと聞かれても…

って思ってしまう面接官もいるでしょうね。

ただここで、
「残業は少ないですよ!!」
と言ってくる面接官には要注意かもしれません。

残業が少ないといっても
日々の業務が激務だったり、
仕事が家に持ち帰り、なんてケースも
考えられます。

本当に残業について考えている会社は
「残業が多いか」という質問に
一筋縄で答えることができないと思うんです。

残業って、こうかんがえると
悪いものであるとも、言い切れないでしょう?

★霞が関公務員の方は、しんどそうだった

霞が関公務員の方のツイートは
いかにも、その方が"やらされている"仕事だから
ダメな残業なんです。

以下の写真がその方のツイートです👇

こういう残業はあまりいい残業とは
言えませんよね。

これが、
「めっちゃ頑張ったーー!!
 タクシー帰りだったけどなんとか
 自分の納得いく仕事ができたかな!!」

とかだと、いい残業になると思うんですがね。

残業って、数字だけでは分かりません。

残業は、
量的な判断ではなく、
質的な判断をしなければならない。

僕はそう思います。

これを見極めて会社選びができれば、
まず間違いなく「いい会社」と巡り会える
のではないでしょうか…???

というお話でした♪〜