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神秘の地層が眠るランカウイ島


鏡のような水面と剥き出しの岩肌のコントラストが美しい。
5億年の歴史が詰まった地層とマングローブの森を求めてランカウイ島にやってきました。
ちょうどこの時期はラマダンにあたり昼間は人も少なく静かでした。
このマングローブの森と鍾乳洞があるのは世界ジオパーク(大地の公園)。地質学的に貴重な特徴を有する地域をユネスコが認定するもので、地質の貴重さに加え、美しさも有する素晴らしいパークです。
ランカウイは3カ所ありますが、今回は鍾乳洞を持つキリム・カルスト・ジオフォレストパーク(Kilim Karst Geo forest Park)にやってきました。
ホテルでのツアーはRM180送迎ランチ付き。所要時間はおおよそ5時間です。
Kilim Geoforest Park
+60 4-959 2323
初めに出迎えてくれたのはシロガラトビ。ランカウイの象徴身体が赤茶色翼の先が焦げ茶頭から首にかけてが白い。ランカウイの象徴の鳥です。
シロガラトビ
マングローブの森に生息する猿たち。


マングローブツアーの途中にあるフィッシュファームでは養殖している魚をバーベキューで食べることもできます。カブトガニを触らせてもらいました。
マングローブの森が広がります
マングローブの森を抜けると楽しみにしていた洞窟です。
この地域は5億年前のカンブリア紀の地層が残り、地層学的にも大変貴重なエリアです。太古の地球の歴史を感じることができます。
この洞窟ではフルーツバットを観察することもできました。
鍾乳石の色と形が美しい
フルーツバットの親子達
5億年前の美しい石灰岩地層を見ることができます。
コロナの影響も大きかったランカウイ島ですが、貴重な自然が多く残るこの美しい島を守り抜いて欲しいと願うばかりです。

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