【読書記録】「自分の中に毒を持て」を読んで
岡本太郎さんの「自分の中に毒を持て」を読んで印象に残った言葉を章ごとに分けて書き留めていこうと思います。
第1章「意外な発想を持たないとあなたの価値は出ない」
人間にとって成功とはいったい何だろう。結局のところ、自分の夢に向かって自分がどれだけ挑んだか、努力したかどうかではないだろうか。
”いずれ”なんていうヤツに限って、現在の自分に責任を持っていない。生きるというのは、瞬間瞬間に情熱をほとばしらせて、現在に充実することだ。
わが人生、他と比較して自分をきめるなどというような卑しいことはやらない。ただ自分の信じていること、正しいと思うことに、わき目もふらず突き進むだけだ。
情熱があるから行動できるんだとか人は言うが、そうじゃない。
逆だ、何かをやろうと決意するかた意志もエネルギーもふき出してくる。めげるような人は、自分の運命を真剣に賭けなかったからだ。
第2章「個性は出し方薬になるか毒になるか」
人生うまくやろうなんて、利口ぶった考えは誰でも考えることで、それは大変卑しい根性だと思う。繰り返して言う。世の中うまくやろうとすると、結局、人の思惑に従い社会のベルトコンベアーの上に乗せられてしまう。ほんとうに生きているのではなく、流されたままで生きているにすぎない。
人間がこの世に生まれ出たとき、あのたった一人ぼっちで飛び出してきて、ケンランと輝く世界にぶつかったときの、あの孤独でありながら、みちみちた、あれこそ子分のいないガキ大将、信者を持たない教祖の生きがいであり、誇りである。人間はみんなそうであるべきだと思う。
この本から学んだことや感じたことは、私の心に深く刻まれました。
ぜひあなたも手に取って、そのページをめくりながら新しい世界に旅立ってみてください。
今回は第2章までの紹介でした。続きはまた次回に紹介したいと思います。
ご一読いただきありがとうございました。
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