見出し画像

オーロラが東京で見れない理由、分かりますか?

はじめに

今回は、オーロラが東京で見れない理由について書いていきます。

何故、突然オーロラなのかというと、約1年前に「宇宙(そら)よりも遠い場所」というアニメを見たことをきっかけにオーロラに興味が湧きました。
はじめは、いつかオーロラをこの目で見てみたいとしか考えていませんでしたが、ふとした時に東京の夜空にオーロラをかけることが出来たら、とても幻想的だなと思いました。さらに、東京の夜空に突然オーロラが出現したら、普段は空を見上げない人もその瞬間だけは、オーロラを見るために空を見上げると思います。そんな光景を思い浮かべると、とても興奮しますよね笑。

少し脱線しましたが、仮にオーロラを作るなら、最低限オーロラが発生する仕組みについては知らなくてはと思い、調べました。
今回は、そのことを思い出したので、ブログにしようと思い立った訳です笑。

オーロラの仕組み

オーロラの発生は、「磁場」と「太陽フレア」この2つがキーワードになります。まずは、この2つの単語について説明します。

磁場は磁気力が作用する空間のことです。要は磁石みたいに引き合ったり、反発したりする力が働く空間ですね。中学生くらいの理科の授業でこんなの見た覚えありませんか?これです。

画像1

画像2

この磁場が下の画像のような形で地球にも存在します。

画像3

太陽フレアは太陽の爆発現象のことです。太陽フレアが起こると、太陽から地球に向けて荷電粒子(電気を帯びた粒子)が飛ばされます。この飛ばされてくる粒子群を太陽風といいます。

地球の磁場は、通常の太陽風は下の画像のように、太陽風を迂回させ直撃を回避しています。

画像4

しかし、太陽風の威力が強くなると磁場は破壊されます。そして、その衝撃で吹き飛んだ粒子が磁力線に沿って地球に落とされます。

画像5

この地球に落とされた粒子が、他の粒子と共にオーロラを発生させるのです。

オーロラが東京で見れない理由

もうすでに分かっている人も多いと思いますが、太陽風の粒子は地球の磁力線に沿って落ちてくるので、北極圏の辺りと南極圏の辺りでしかオーロラは観ることができないということです。

最後に

いかがでしたでしょうか?

今回は詳細な説明は省きましたが、意外とこの事実を知らない人は多かったと思います。何となく寒い環境でしか観れないから、北の方の夜でしか観れないと考えていませんでしたか?笑

今回の話から分かるように、オーロラを観るのに気温は全く関係ありません。また、オーロラが夜の方が見やすいのは、オーロラの照度が日光よりもかなり低いためです。

それでは、今回はこの辺で終わりとします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?