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つぶやきソリュエイ(6月21日)「ちゃんとしている」という財産

本日のつぶやき
「あの人はちゃんとしている」という評価はあなたの財産

はじめて社会人となりソリューション営業を目指すあなたは、ソリューション提示できるように製品知識を学び、顧客の業界知識を学ぶわけですが、顧客課題に対するソリューションを提示できるようになるまでにはそれ相応の時間が必要となります。それでも他社の人とコミュニケーションをとる機会は来るはずで、あなたも会社の一員であり代表として見られます。そのためにもまずやることは「ビジネスパーソンの基礎」を積み上げです。

ビジネスパーソンの基礎とは「ちゃんとしている」ことです。
「あの人ちゃんとしてるよね」という評価を得ることは今後積み上げていくキャリア評価の一段目であり、いつでも立ち戻るべきビジネスパーソンの原点です。
経産省の社会人基礎力(「つぶやきソリュエイ(5月25日)「社会人基礎力」|ソリュエイ|note)をさらに凝縮したアプローチとなります。

「ちゃんとしている」とは何か?
ビジネスパーソンにおける「ちゃんとしている」の定義は次の5つです。

①時間が正確
約束の時間の5分(できれば10分)前に準備が完了していること。
訪問アポイントであれば訪問先の建物の前に、Web会議であれば共有する資料なども準備したうえで5分前には待機できている状態にすることです。
(本来であれば、予定時間内に終わらせることができることも望ましいが「基礎」としてはまずは開始時間を守ることだけとします)

②正しい文章が書ける
こちらも「基礎として」の内容となりますが
誤字脱字がない
主語と述語の関係が正しく成立している
形容詞や副詞がどこにかかっているのかが明確
これくらいは守るべきでしょう。

③敬語を正しく使える
特に尊敬語と謙譲語の取り違えは要注意です。
(×)「弊社の〇〇さんが仰るのは、、、」
(〇)「弊社の〇〇が申すのは、、、」

④体調管理ができている
例えば急に風邪をひいてお客様に打ち合わせ日程を延期してもらうということがあったとします。あなたは「病気だから仕方がない」と思うかもしれません。でも相手の印象は良くありません。あなた自身は「仕方がない」で済ましてもらえるかもしれませんが、会社としてはどうでしょうか?プロは体調管理もしっかりとします。どんなに自分の体力に自信があったとしても大事なアポイントの前日に夜通し遊ぶなどということは絶対にしてはいけません。

⑤納期を守る
社会人になりたての場合は上長に指示された作業である場合が多いと思いますが、それでも納期を守る必要はあります。「〇日までに」と期限を切られた場合はまず前日までに納得いく完成度で仕上げておくべきです。よく「〇日は24時まである」と冗談で言う人いますがそれはあくまで冗談で、どんなに遅くとも就業時間終了30分前には提出できるようにします。納期と品質のどちらを優先させるかについてはこのフェーズ(=若手のころ)は納期です。上長はレビューして修正指示する時間(品質を改善するチャンス)も見込んでいるからです。

大事なことは「あなた自身がどう思うか?」ではなく、「相手がどう感じるか」です。社会では様々な価値観を持った人がいて相手の行動について好き嫌いがあるかもしれませんが、上記5つを守っていればどんな人でも間違いなく「ちゃんとしている人」として評価してもらえます(得します)。そしてこれは特別な能力ではなく努力次第で誰でもできることなのです。


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