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つぶやきソリュエイ(7月8日)「データベース構造を理解する」

本日のつぶやき
データベース構造の理解はシステム機能の本質理解に役立つ

営業に限らず、プログラミング経験はないがソフトウェア業界で活躍する方々はたくさんいます。導入支援コンサルタントや操作トレーナー、サポート担当などです。彼らは業務遂行にあたり、自社ソリューションの動きを確認するときはマニュアル+テスト環境(デモ環境)を利用します。そこで一生懸命テストデータ、もしくはリモート接続したお客様のデータを作って動きを検証するのですが、規模の大きなシステムの場合、設定そのものが正しいかすら判断が難しい場合があります。これらの解決を手助けしてくれるのがデータベース構造を記したドキュメントです。

大手システムベンダーでも自社ソリューションのマニュアルはあまり充実していないことが多く、マニュアルだけで機能や効果を確認することが難しいということはよくありますが、システムを構築するためにはデータベース設計は必ず必須であり、仕様書等のドキュメントに記載されています(電子情報含む)。その資料を使ってデータベースそのものをあらかじめ理解しておくとマニュアルに記載されていない部分が補足されシステムの理解、確認をより迅速に行うことができるようになります。

見積で追加開発が必要となる場合も開発設計担当と話が通じやすくなります。営業が顧客の要望をそのまま伝え、顧客⇒営業⇒設計者の間の伝言ゲームで誤解が生じた場合、誤った工数を見積って後からトラブルになる場合がありますが、これもデータベース構造をある程度理解したうえで説明すると開発担当にも伝わりやすくなります。また、開発設計担当から提示される開発工数について自分の想定と大きく乖離することも少なくなります。

システムマニュアルや仕様書が充実しているのであれば優先度は低いのですが、データベース構造を正しく理解することは必ずあなた自身を助けてくれることになります。


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