なぜか、「ENDLESS RAIN」
2月21日(雨、冬が帰ってきた)
去年からずっと「やりたい、やろう」と考えていながら後回しになっていた、スタジオ借りをようやく実現。
アップライトピアノがある音楽室を30分単位で借りるというもので、1時間利用してみた。
私は3歳から19歳までピアノを習っていて、毎日1時間の練習を欠かさなかった。週に1度のレッスンは、車で片道40分ほどかかる先生のお宅へ、母が送り迎えを担当してくれていた。18歳の大学受験(現役)の時には、2次試験でピアノなどの実技がある教育学部の音楽科を受験していた。と、まぁそんな感じで、10代までの私のそばにはいつもピアノがあった。
両親(特に母)がそこまで音楽教育に力を入れていたのは、勉強がからっきしだった私の食べていく道の一つとして、「ピアノの先生」を確保しておきたかったのだろうと想像する。とはいえ、ピアノと仲が良かった時代よりもピアノと離れて暮らすようになってからの方が長く、もうすっかり指は動かない。イメージでは弾けても指は正直で、追いつかない。
でも、ストリートピアノの動画がSNSでしきりに流れてくる昨今。これからも色んな国を旅して、「その国の人たちが好きな曲を弾いてみたいなぁ」、「誰かとセッションできたり連弾できたりできたら最高だなぁ」という夢は膨らむばかりだ。
ちなみに今日、動かない指があったまってきた最後に弾いた曲は、勝手にアレンジしたX JAPANの「ENDLESS RAIN」だった。なぜだろう。はてさて。
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