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味噌仕込みの季節

2月22日(雨、とにかく寒い)

いつもなら節分の日に行っている、恒例行事「味噌仕込み」の準備を、遅ればせながら始めた。節分の日が味噌仕込みの日になったのは、味噌をつくりはじめた時に住んでいた京都の家(せっかくなのでトップの写真に)が、節分で有名な吉田神社の麓にあったからだろうか。寒さのピークが、その頃だったからかもしれない。

5家族ほどで集まって仕込んだのだが、味噌までつくる食いしん坊だけあって、みんなが持ち寄ったおやつの美味しかったこと!お手製の月餅もあった。

そして「味噌開き」という名の下、新米の季節に手前味噌でお味噌汁をつくって、おむすびを結んで、これまたみんなで食べた。

東京に越してからも、わざわざ京都にお味噌を仕込みに行ったり、京都に行けなくても、同じ日にお味噌を仕込んだりもした。去年は、京都から新潟に越した本間家が、我が家に味噌を届けてくれるという嬉しいサプライズもあった。1年間の京都暮らしで出会った中でも特に、本間家と濱口家とは、10年近く親戚のような付き合いが続いている。

味噌は以前は数キロ単位で作っていたが、何年分も味噌がたまってきたため、いつからか自分の家で1年間足りるかどうか、くらいの量をつくるようになった。つくるのがうんと楽になった。

今日はとにかく底冷えするような寒さだったが、明日はさらに冷えて、雪が降るかもしれないという予報。家にこもって味噌づくりをするにはもってこいのお天気だ。

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