おでんのおかず能力

下戸なんで、一人でフラッと立ち飲み屋に入ったことってないんです。

屋台のおでん屋さんに入って「大将！たまごと大根と熱燗！」みたいなのって、すごい憧れがあります。

そんな「おでん」なんだけど、普段あんまり食べません。
友達と飯食いに行ったときに、居酒屋のメニューにあれば注文することはあるけれど、
おでんが食べたくて、お店入ったりしたこと、今までないんですよね。

基本的に、ひとりで飯食うときって、定食屋か中華料理なんだけど、
たまに定食屋に「おでん定食」ってのがあります。これ頼んだことないです。
あと、実家にいたときは、たまに母親がおでん作るときがあったけれど、
「やった！今日はおでんだ！」って思ったこと一度もないです。

つまり、ぼくにとって「おでん」があんまり魅力的に思ったことがない。
もちろん、嫌いじゃないし、居酒屋とかで頼むとまずかったことなんてない。
むしろ、まずいおでんってないんじゃないかな。

でも、なんか魅力的ではない。
それってなぜなのかって考えたら、速攻答え出ました。
「おかず能力」が低いんですよね。

ぼくの食事の基本は「白飯」を食べます。
「白飯」に合うかどうかってが、割とぼくの料理の好みに大きく影響してると思います。

おでんってあんまり「白飯」に合わなくないですか？

まぁ、その基準は人それぞれだけど、煮物っていうか、
「ちょっと甘めのおかず」が、そんな好きじゃないです。
出し巻きの砂糖入ってるやつとか、イカナゴとか、全然「白飯」に合わない。

じゃあなにが「おかず能力」高いかって言うと、これも悩むんですけどね。

以前、ぼくが昔いた劇団で、「おかず能力をフラットに判定」という企画をやっていて、
白飯を食わせるポテンシャルを公平に判定するという企画です。
梅とかコロッケ、たらこなど、いろんな「おかず」が登場したんですが、
1位味の素、2位フォアグラ、3位チキンラーメンという結果になりました。
この結果驚きと同時に妙に納得したんだけど、
やっぱ「塩っけの強いもの」が能力高いんだなって思います。

いろいろなんだかんだ言ったけど、
「おでん」別に嫌いじゃないですから。
具でいうと「こんにゃく」が一番好き。

#同時日記 #おでん