【競馬予想Vol.112】第57回福島記念

今年に入ってから重賞しか予想していないので、福島のことは何も分からない。とりあえず土曜の芝を眺めた感想は外前、中団からの差し込み優勢。内も伸びなくはないが、外のほうが伸びがいい。但し内外関わらず真後ろからでは届かない。

このレースの傾向(過去10年)をざっくりと分析すると次の通り。

・上位3人気で【8・6・5・11】、単回値135円、複回値116円と人気サイドが信頼できる。
・枠は内寄りのほうが良く、内枠から先行した馬が毎年のように上位に来ている。

内枠に入った人気の先行馬は買い。ココロノトウダイは当初要らないと考えていたが、買っておいたほうが良さそう。

パンサラッサにディアンドル、コントラチェックと明確な逃げ馬が複数存在。ディアンドルが行って、パンサラッサとコントラチェックが直後に入って流れは速まりそう。これら3頭から離れたところにココロノトウダイ、ステイフーリッシュ、アラタ、フェアリーポルカらが追走。コース形態上真後ろからでは厳しく、外前からの差し込み、後方からなら3コーナー外からの捲りを狙いたい。

【-】ゴールドギア
スタートが遅過ぎて毎回真後ろからの競馬。スローなら捲る脚が使えるが、ハイペース想定のここは付いていくだけで精一杯。

【△】ココロノトウダイ
福島では前付けで安定して勝ち負け。ここも当然前付けだが内を通らされそうなのが厄介。4コーナーで外に持ち出せれば。

【-】ブラヴァス
緩い流れで脚を余すレースが続いているだけに、ペースアップで一変があるかもしれない。久々で勝ちに行く競馬が出来るかどうか。

【◎】ヴァンケドミンゴ
福島で唯一飛んだ今年の七夕賞は内前ジャスティス馬場の大外。昨年と同じカシオペアSから中1週使い、4角外前からの差し込みで手堅く勝ち負け。

【-】ディアンドル
同型がいても怯まず前に行くタイプの逃げ馬。福島牝馬Sのようにそれが上手く嵌ることもあるが、直後に付いてきそうな馬がいるここは共倒れ濃厚。

【-】サトノエルドール
オクトーバーSはスタート出が甘く付いて回っただけ。ペースが上がると大体付いていくだけで終わる。今回もいつも通り。

【-】モズナガレボシ
小倉記念は典型的なローカル最終週の外差し決着。腹を括って後方から外を回したら来ただけのことで、実力は実質的に条件クラス。

【-】パンサラッサ
オクトーバーSは前年同様の逃げを打ち、今年は僅かに残して勝利。小回り平坦はプラスも他にも同型がいるここはしんどい。

【△】ステイフーリッシュ
一昨年の2着馬。ほぼ2年振りのGIIIで相手関係は楽になる。小回りに対応する器用さがあるし、好位付け・外前抜け出しから着拾い。

【○】アラタ
4コーナー手前で自ら動いて大外捲り、直線先に抜け出したSTV賞が強い勝ち方。ハンデは見込まれた感も外前からの突き抜けイメージに合致。

【▲】エフェクトオン
阿武隈Sは4コーナー最後方付近から内を突いて突き抜け。新潟記念は伸びない内に入っていって8着。ここ2戦差脚好調で、相性の良い福島で一発期待。

【-】ヒュミドール
小倉記念は外差し馬場の王道を行く競馬で2着。ただ今回はそこまで外差し一辺倒の馬場ではなく、漫然と後方待機では届かない。

【-】バイオスパーク
昨年は内を立ち回り、ヴァンケドミンゴらを出し抜いて勝利。速い流れでも前付けできるが今年は外枠。直線差し比べになるようならしんどい。

【-】マイネルファンロン
新潟記念は出遅れと大外差しがズッポリ嵌ってのフロック勝ち。毎日王冠大敗で再現性が乏しいことが確認できたし、ここはどう乗っても厳しい。

【-】フェアリーポルカ
小回りコースで外前を採るのはお手の物。クイーンSは内を通って外差しバイアスにやられての4着。今回は牡馬が相手なのと2,000Mが課題。

【-】コントラチェック
京成杯AHは短距離路線からの距離延長ですんなり先手を取り、セーフティーリードから2着確保。今回は大外枠で他に同型がいるだけに埋没。

◎ヴァンケドミンゴ
○アラタ
▲エフェクトオン
△ステイフーリッシュ、ココロノトウダイ
馬複5頭ボックス(10点)

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