【競馬予想Vol.103】第64回MBS賞スワンS

今年は阪神芝1,400Mでの施行。過去のデータは参考にならない。

最近の重賞のトレンドは「3歳馬が強い」。夏競馬ではオールアットワンス、ソダシ、ヨカヨカ、レイハリア。秋競馬でもピクシーナイトを筆頭にシュネルマイスター、ソングラインと主要重賞で勝ちまくり。ここも3歳馬が2頭いるが、いずれも重賞勝ちがある実績馬で中心になり得そう。

マイスタイルがハナも直後に付けそうな先行馬もそれなりに揃っており、好位は固まっての追走。展開面からの有利不利は無さそうだが、内回りなので後方から外を回すようだと届かない。内ピタ先行と4角外前の組み合わせを適当に買っておく。

【-】リレーションシップ
持ち時計だけなら今回のメンバーに入っても見劣りしない。ただ志摩Sで好走した後に中2週で使った多摩川Sは飛んでおり、同じ中2週の今回は敬遠。

【-】サウンドキアラ
重馬場だった高松宮記念はまだしも、軽い馬場のヴィクトリアマイルでも行き脚付かず。ピークが過ぎた感アリアリで、ここも静観が妥当。

【◎】ルークズネスト
シンザン記念は内前天国で内前に付けて勝ったピクシーナイトとは逆に外差しの2着。叩き2戦目で斤量減、ここは勝ち抜け濃厚。

【-】ルフトシュトローム
まともに使えていないこともあるが、普通に差し負けているのが問題。距離短縮も忙しいだけでプラスになりそうにない。

【-】セイウンコウセイ
キーンランドCは平坦コースで粘りが効いた感。距離延長で坂ありコースの今回はラストできっちり止まって圏外。

【○】ホウオウアマゾン
NHKマイルCは外差し馬場で内を通った分の失速。良績のある阪神、54kgで前付けシチュエーションなら粘り込み十分。

【-】カツジ
昨年は意表を突く逃げで勝利も舞台は平坦京都。今年は他に行く馬がいるし、いつも通り後ろを付いて回るだけか。

【△】ギルデッドミラー
前走はスプリント戦できっちり折り合ったが外を回して詰め切れず。坂は苦にせず、外を通るにしても折り合いさえすれば通用する。

【-】ダノンファンタジー
ヴィクトリアマイルは控えて掛からせて、直線に向いて前が壁、ラスト帳尻合わせの突っ込みという酷い内容。今回久々で行き脚が付くかどうか。

【-】クリノガウディー
スプリンターズSは周りが速かったとはいえ中団で付いて回るだけだった。3歳以降右回りだと全く走っておらず、実績の割に当てにならない。

【△】フィアーノロマーノ
阪神Cは行き脚が悪く、4コーナーでも手が動いて直線伸びず。今回は骨折休養明け、追い切り気配も今一つだが中団前に出していけるなら通用。

【-】アイラブテーラー
スタートを五分に出ても行き脚皆無で常に後方待機。終いの脚は強力でも、前が止まってくれない限り苦しい。

【-】ガゼボ
典型的な叩き良化型で、前走も終いにかけて伸びて4着。コース相性は良いが、力が足りないだけに内枠が欲しかった。

【▲】ステルヴィオ
昨年は大外を立ち回って2着。京成杯AHは久々で前々に付けてコンマ4秒差。叩き2戦目の今回は外前から差し向ければ連対圏突入も。

【-】ビッククインバイオ
前付けで善戦も毎回決め手に欠ける。同じコースで行われた京都牝馬Sでも特に見せ場無く、重賞ではしんどい。

【-】ファーストフォリオ
日高Sは4コーナーで内にいて直線に向いて前が壁、ラスト150M辺りでようやく進路を確保して突き抜け。急坂コースでどこまでやれるか。

【-】マイスタイル
基本的に暴走して失速、ノーマーク単騎で行けても4着止まり。距離短縮が良いとも思えず、展開が嵌っても勝ち負けまでは厳しい。

【-】タイムフライヤー
芝のGI馬だが今更感が半端ない。芝の短距離戦だと速さ負けは避けられず、付いて回るだけが濃厚。

◎ルークズネスト
○ホウオウアマゾン
▲ステルヴィオ
△ギルデッドミラー、フィアーノロマーノ
馬複5頭ボックス(10点)

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