【競馬予想Vol.85】第41回小倉2歳S

長かった夏競馬も今日で終わり。小倉最終週のメインレースは2歳戦。

2021小倉2歳S過去10年ラップタイム一覧

最終週で芝はボコボコ、雨が降ってもテン3ハロンは33秒台。ただそれでも差し切り勝ちは稀で、好位付けの馬が勝ち負けしている。ハナを奪った馬は2013年2着ベルカントを除いて全滅。「先行-差し」の組み合わせを意識したい。

2021小倉2歳S過去10年前走脚質別成績

札幌2歳Sの予想でも同じデータを取り上げたが、小倉2歳Sは短距離戦なので前走逃げの馬はもはやデフォルト。前付けで勝ち負けした馬の集まりのレースなので、基本的に前付けから残れる馬を探すのが先決。

ショウナンマッハが速くこれがハナ。ソリッドグロウは2番手以降に置かれそう。シュンメキラリ、インプロバイザーといった内枠先行勢も追随、スリーパーダ、ナムラクレアも離れず付いて行きたい。テン3ハロンは33秒台前半の激流を想定。前で残るのはしんどそうだが、荒れた内を避けた外前からの押し切りを狙いたい。

【-】シュンメキラリ
2戦続けて出遅れ。新馬戦は何とかなったが、ひまわり賞は挽回し切れなかった。ここ怒りの連闘策も既勝馬相手では無理。

【-】ソリッドグロウ
スタート一息から徐々に加速が乗り、直線に向くところで後続を振り切って一人旅。テンは速くなく番手からの競馬で交わす脚があるかどうか。

【○】ショウナンマッハ
スタートを決めて楽な手応えで先頭に立つと、終始インベタ馬なりで後続を離して楽勝。当時と異なる荒れた馬場の対処がどうかだけ。

【◎】インプロバイザー
スタート普通、行きたいのを2番手で我慢して、直線チョイ差しで勝利。適度に競り合っての勝利で、駆け引きの経験を評価。

【▲】デュガ
スタートで前に出たものの自重、中団から外を回して中団以降に置かれながら直線巻き返して3着。一度使った上積みはありそう。

【-】エトワールジェンヌ
前走スタートは標準以上、道中好位追走からラスト一気の伸びでセーフティーリードの逃げ馬を交わした。芝が合うなら面白そうだが。

【△】スリーパーダ
五分のスタートからダッシュ良く3番手、行きたいのを抑えながらの追走。4コーナー外前から直線半ばで突き抜け。ペースが緩かった分割引。

【-】ブレストスリー
スタート一息から押してハナ、直線外に持ち出してスパートして辛くも逃げ切り。この中に入るとスピードが全く足りない。付いて回るだけ。

【△】ナムラクレア
フェニックス賞は出負けして後方からの競馬になりながら内を通ってリカバー、4コーナー2番手の内から抜け出して勝利。勝ち方は問題無し。

【-】アネゴハダ
スタートをポンと出て楽々2番手、直線に向いて逃げた馬を軽くあしらって楽勝も単調な前残りレースで相手も微妙。芝替わりで前進望むのは酷か。

◎インプロバイザー
○ショウナンマッハ
▲デュガ
△ナムラクレア、スリーパーダ
馬複◎流し(4点)、3連複◎1頭軸流し(6点)

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