【競馬予想Vol.165】第52回高松宮記念

今回のテーマ

コレといったものが見当たらなかったため割愛。


トラックバイアス分析・展開予想

今週からBコース使用で、内前傾向がより顕著に。差すにしても中団より前、内から2~3頭ぐらいの位置でないと届かない。外よりは内、後ろよりは前。キルロード、ファストフォース辺りがハナ候補だが行き切れるかは未知数。レシステンシアが番手から早めに抜けて先頭、これを直後から追いかける馬の争い。


全頭分析

【○】サリオス

(+)ここ3戦は走る度に着差縮小。適度に時計要す馬場なら出番も。
(-)行っても差される、差すと届かない。力はあるが毎回中途半端。

【▲】ナランフレグ

(+)オーシャンSは内枠先行の一角に喰い込む。終いの脚は強烈。
(-)真後ろから突き刺すスタイルで展開頼み。馬場渋るのも未知数。

【-】シャインガーネット

(+)折り合い課題だっただけに速い流れが嵌る。引き続き差して通用。
(-)ここ2走は外枠から外差し。今回はフルゲートの内枠で捌き不安。

【-】ライトオンキュー

(+)昨年のシルクロードSで荒れた内通って善戦。今回初ブリンカー。
(-)昨年鼻出血で度外視できるとはいえ、まともでも突き抜けは疑問。

【-】レイハリア

(+)葵Sは早め抜け出しの強い競馬。渋って時計要す馬場は歓迎。
(-)前走は外枠とはいえシンガリ負け。内枠即巻き返しまでは疑問。

【-】サンライズオネスト

(+)阪急杯は早めに勝ちに行く競馬で善戦。内枠先行で見せ場作れる。
(-)前走でも2馬身負け。相手更に揃うここでは嵌っても足りない。

【◎】レシステンシア

(+)昨年は差す競馬でクビ差2着。中間坂路動いておりいきなり通用。
(-)調教後馬体重が30kg増。太目残りで凡退しても文句は言えない。

【-】ジャンダルム

(+)シルクロードSは外枠響く。オーシャンSは内前の盤石競馬で完勝。
(-)スタート不安定で予断許さない。力が要る湿った馬場も微妙。

【-】ロータスランド

(+)京都牝馬Sは直線先に抜けて完勝。渋った馬場は寧ろ歓迎。
(-)スプリント戦初出走。序盤から速い流れに対応できるか未知数。

【-】キルロード

(+)不良馬場の同コースで逃げ切りあり。ここも前に行くのみ。
(-)前走も後続にしっかり捕まる。楽に行けても押し切り困難。

【-】クリノガウディー

(+)一昨年の幻の勝ち馬。プレミアムで穴開けた松岡騎手騎乗。
(-)前走叩き台にしても負け過ぎ。GIでいきなり復調は疑問。

【-】エイティーンガール

(+)京阪杯は問答無用の大外一気。外が伸びる馬場なら即出番。
(-)常に後方大外一気スタイル。前の馬に走られるとサッパリ。

【-】トゥラヴェスーラ

(+)京王杯SCは外差し、阪急杯は内突き。差し構えで伸長著しい。
(-)前の馬を止めるところまではいかない。ここも入着までか。

【△】ダイアトニック

(+)一昨年は不利を受けて惜敗。ここも後ろ過ぎなければ十分通用。
(-)前走は内前高速馬場のアシストあり。今回馬場渋りそうで割引。

【-】ファストフォース

(+)他に明確な逃げ馬不在。追い込み効かない馬場になれば居残りも。
(-)先手奪いに行くには遠い外枠。序盤で脚を使わされると苦しい。

【-】ダイメイフジ

(+)昨年は内から追い込んでコンマ6秒差。今年は外枠から一発狙う。
(-)そもそも力が足りていない。展開利あっても上位食い込み困難。

【△】メイケイエール

(+)シルクロードSは統制取れて内前押し切り。スプリント適性高い。
(-)馬具頼りでまだ信用し切れない。今回は外で壁作れず暴走しそう。

【△】グレナディアガーズ

(+)阪神Cは中団外から突き抜け。激流を差せる脚はここでも活きる。
(-)大外枠で距離ロス不可避。高速決着志向で湿った馬場もどうか。


結論

昨年の勝ち馬ダノンスマッシュ、スプリンターズS勝ち馬ピクシーナイトいずれも不在なら繰り上がりで◎レシステンシア。昨年は外枠から差し構えになったが、今年は内寄りの枠を引いたことで前付けから手堅く押し切りそう。調教後馬体重30kg増というのが落とし穴のような気もするが・・・。

馬場傾向をみると内が止まらなさそうなので○サリオスを狙ってみる。マイルCSはラスト200Mまでは先頭で頑張っていた。行き脚は良いほうだし、前でガンガン押すような競馬で居残れそう。

▲ナランフレグは内前優勢の馬場傾向を無視して突っ込んできたオーシャンSの内容を評価。タンザナイトSでは内枠から馬群を縫いながら差してきているし、この内枠も嵌るかもしれない。

△ダイアトニックは一昨年と同じローテで今年は阪急杯を勝っての臨戦。一昨年はクリノガウディーに幅寄せされての3着だったが、今年は外寄りの枠で被されることは無さそう。早めに前に出していければチャンス。

△メイケイエールはシルクロードSの勝利でますます分からなくなった。来ても来なくても「やっぱりね」の一言で片付けられそう。外枠は他馬から離して走れる半面、距離ロスを伴う。

△グレナディアガーズは枠が外過ぎるし、速い時計で勝負する馬だけに湿った馬場に対する適性も不明。とりあえず言えるのは阪神Cのように差し構えたらここでは来れない。

◎レシステンシア
○サリオス
▲ナランフレグ
△ダイアトニック、メイケイエール、グレナディアガーズ
馬複◎流し(5点)、3連複◎1頭軸流し(10点)

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