【競馬予想Vol.57】第4回葵S

2018年に重賞となって今年で4回目だが、グレード認定はまだされていない。今年は直線距離323M(Dコース)で平坦な京都ではなく、412.5Mで直線に向いてすぐに高低差2Mの上り坂が待ち受ける中京で行われる。

2021葵S同年中京芝1,200M上位馬脚質・ラップ一覧

中京芝1,200Mは今年に入って先週までに14レース行われたが、先行勢のワンツーは僅か2レース。それも今年初めの内前祭りの時。スタートしてから最初のコーナーまでよりも、コーナーを周り終えてゴールまでのほうが長いので、速さに任せて突っ走るタイプの馬が最後に止まる仕組み。

橘Sでテン3ハロン33秒5の逃げを打ったテイエムトッキュウ、この距離で逃げて2勝のヨカヨカの2頭が速い。カンタベリーマッハも前に行きたいし、モントライゼ、ダディーズビビッドの内枠2頭も前付けタイプ。全般的に前掛かりな流れを想定。中京は今週からBコース替わりで内枠の評価を上げたいところだが、展開的には差しが効きそうな感じ。

◎ロングトレーンは今年初めの内前祭りの中京で外差し勝利、マーガレットSは直線に向いて外にモタれながらも外から突っ込んで2着。例年の京都開催ならいい脚使って届かずだっただろうが、中京なら突っ込んでこれるはず。

○モントライゼはファルコンSで控える競馬を試みて無難に対応、直線追い上げる競馬で3着。内枠を引いた今回はある程度前での立ち回りになりそうだが、差し優勢だった京王杯2歳Sを押し切った経験がモノを言いそう。

▲オールアットワンスはマーガレットSで出遅れたわけでもないのに控える競馬を実践、直線内から押し上げていったところ前が窮屈になって追えない場面がありながらコンマ2秒差。引き続き待機策で一発ありそう。

△ヨカヨカは桜花賞が負け過ぎだが、超高速かつ距離延長ではどうしようもなかったので度外視。一週前に自己ベストを大幅に上回る栗東坂路4F50秒1-1F11秒9をマークして絶好気配。内前馬場なら十分巻き返し。

△ダディーズビビッドは距離短縮で迎えた橘Sで4馬身突き抜け。勝ち時計はファルコンSをコンマ2秒上回り、今年の中京芝1,400M最速。ただ中2週で反動が気になるし、更に距離短縮で初スプリントというのもどうか。

△アスコルターレはマーガレットS勝ちから中2週でファルコンSを使って20kg減、内前優勢のトラックバイアスで出番無し。真後ろからの馬でアテにし辛いが着拾いなら。

◎ロングトレーン
○モントライゼ
▲オールアットワンス
△ヨカヨカ、ダディーズビビッド、アスコルターレ
3連複◎or○流し(16点)

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