【競馬予想Vo.78】第57回小倉記念
今年は例年と違う点が2つ。
1.大雨が降り続いた後の施行
2.少頭数
1.については「降り続いた」というのがポイント。木曜以降3日連続でまとまった量の雨が降り、土曜日も向こう正面が煙るぐらいに降り続けていた。日曜日は雨が上がるという予報だが、地盤はたっぷりの水を含んでいて力の要る馬場で行われる見込み。
2.については多頭数時に比べて前が詰まったり外に振られたりという不利を受ける可能性が少なくなる。多頭数時に思うような位置が取れなかったり、外を回して届かなかったような馬に注意しておきたい。
グランスピードの単騎逃げにファルコニア、ショウナンバルディが続く。前は抑えが効いた逃げで一団推移を想定。前付け優勢もトラックバイアスは明確に外差しで、外を通って上がって来れそうな馬に注目したい。
【-】アールスター
(出走取消)
【▲】ファルコニア
エプソムCはスタートで行き遅れ、馬場の悪い内を通らされて直線手前を替えまくりながら3着。ここは相手弱化でチャンスもコース取り課題。
【-】グランスピード
不知火Sは初ブリンカー効果アリアリの集中逃げで残して2着。今回は斤量4kg減も1ハロン延長、内が踏ん張れない馬場で苦しい。
【-】テーオーエナジー
阿蘇Sにも登録していたがこちらへ参戦。時計皆無だけに湿った馬場はむしろプラス。前走より斤量3kg減、差しに構えて前崩れ待ち。
【-】ショウナンバルディ
都大路Sと鳴尾記念は前残り馬場、七夕賞はイン有利馬場の恩恵を受けながら勝ち切れず。地力勝負で見劣る。
【△】ダブルシャープ
捲り差し性能が高く小回り向き。重くて時計の掛かる芝もこなす。ただ2,000M以上で8戦して未勝利なのが気になる。
【△】ヒュミドール
エプソムCは内が伸びない馬場で4コーナー最後方から内を通って6着。一団推移の少頭数大外差しなら届きそう。
【◎】ヴェロックス
エプソムCは直線最内を通っての追い上げで4着。坂路調教主体でやる気アップ。少頭数時はポジションを取れているだけにここは強気な騎乗に期待。
【-】モズナガレボシ
3歳夏までに勝ち上がれず、秋に芝の1勝クラスで初勝利。時計勝負では太刀打ちできないので湿った馬場のほうがマシ。無欲の差し構えで一考。
【○】スーパーフェザー
捲り差すだけの脚があるものの、エンジンの掛かりが遅いのが難点。ただ軽量に加えて一団推移の少頭数大外でラスト突っ込みありそう。
◎ヴェロックス
○スーパーフェザー
▲ファルコニア
△ダブルシャープ、ヒュミドール
馬複◎流し、○-▲(5点)、3連複◎1頭軸流し(6点)
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