【競馬予想Vol.110】第26回東京中日スポーツ杯武蔵野S

過去10年、このレースで上がり3ハロン最速をマークした馬が6勝、現在3連勝中という差し優勢レース。とりあえず上がり3ハロン最速をマークしそうな馬を買っておけばOK。

リアンヴェリテがここもハナを主張。芝スタートを活かしてダイワキャグニー、バスラットレオンも前へ。これらにワイドファラオ、ヒロシゲゴールド、テイエムサウスダンらも続き、そこそこ締まった流れになりそう。テン3ハロン通過は34秒台前半、例年通りの差し決着を想定。

【◎】タガノビューティー
届かず連発だった馬がこの1年で4勝。石橋脩騎手騎乗時は【6・1・0・1】、飛んだ1回は阪神。東京ならどんな流れでも差し届く。ここは盤石。

【-】リアンヴェリテ
シリウスSは半年振りの休み明けかつ大幅な距離延長で息切れ。ここも単騎で行けそうだが、直後もしっかり付いてきそうで展開妙味は薄い。

【△】ワンダーリーデル
一昨年の勝ち馬で昨年は4着。前走は久々かつ59kgと一応の言い訳は付く。真後ろからしか行けないのがネックも、東京マイルという舞台設定は向く。

【-】テイエムサウスダン
ここ3戦は小回りの地方コースで参考外。大箱の東京でかつ距離延長、前付けから押し切るにも速さが足りない。

【-】ヒロシゲゴールド
南部杯は早め先頭から押し切りを図るも完敗。やはり距離が長い印象。盛岡よりも広いこの東京で前付けでは苦しい。

【-】スリーグランド
グリーンチャンネルCは逃げ残りの展開を3番手から追って流れ込み。脚を溜めてもいい競馬をするが、今回1ハロン距離が延びるのがどうか。

【-】レピアーウィット
昨年のこのレースは先行して10着。上がりを要する展開で持ち前のパワーを活かす馬だけに、緩い流れで上がりが速くなりそうなここは出番無しか。

【-】バスラットレオン
京成杯AHは出遅れ、富士Sは差し決着で先行と秋2戦も不完全燃焼。今回は2週連続で強めに追って好気配。前付けでどこまでやれるか。

【△】スマッシャー
グリーンチャンネルCはこの馬にしては前付けの競馬で直線不発。今回叩き2戦目で主戦の坂井騎手に手が戻る。差す競馬に戻せば勝ち負け。

【○】ブルベアイリーデ
シリウスSは内から丁寧に立ち回るも若干距離が長かったか。同コースは差して2勝、タガノビューティーに僅差の2着あり。引き続き注目。

【▲】オメガレインボー
昨年は初ブリンカーも先行して大敗。ここ2戦は小回りコースを活かした早め進出で好走。構えた分は弾けるし、ここも差し向ければ通用。

【-】ワイドファラオ
同コースのユニコーンS勝ちがあるものの、中央での連絡みはこれが最後。中央では速さが足りないし、他より重い58kgも重くのしかかる。

【-】サトノアーサー
出脚が鈍く後ろからになるのがネック。加齢に伴ってズブさが増し、ここ2戦は流れに乗れていない。今回ダート初挑戦も期待薄。

【-】エアスピネル
昨年の武蔵野S(3着)、フェブラリーS(2着)はいずれも3か月の休み明け。久々で得意の差しに向けた南部杯が案外で、ピークを過ぎた感あり。

【-】ダイワキャグニー
毎日王冠は相対的に前が手薄で、開幕週の内前から粘って4着。芝スタートで先手も取れそうだが、展開的には今回のほうが厳しい。

【-】ソリストサンダー
中1週ながら最終追い切りで猛時計をマークしていた昨年に比べ、南部杯から中4週の今回は平凡。大外枠も割引材料。

◎タガノビューティー
○ブルベアイリーデ
▲オメガレインボー
△スマッシャー、ワンダーリーデル
馬複5頭ボックス(10点)

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