【競馬予想Vol.80】第56回テレビ西日本賞北九州記念

こんなレースにマジになっちゃってどーするの？

ほぼ毎年フルゲート、実力差バラバラ（ハンデ差が大きい）、開催末期で芝の状態が微妙。荒れないほうがおかしい。

土曜の小倉芝の出目をみると見事に外枠ばかり。1枠が来たレースは少頭数で、頭数の多いレースは軒並み5枠より外。

今年も流れを作るであろうモズスーパーフレア。上が昨年、下が今年の中間追い切り内容。今年は昨年に比べて速い追い切りが一本少なく、直前追い切りもセーブ気味。年齢も重ねているし、今年は案外飛ぶんじゃないの？

スタートから猛烈に速いモズスーパーフレアが外枠からでも楽にラチ沿いを確保して先頭。ファストフォースは2番手まで。この2頭が引っ張ってテン3ハロン32～33秒前半からの直線地力勝負。速い時計への適性と好位を取れるセンス、終いの脚を重視。

【－】ボンセルヴィーソ
内枠先行で残るのが身上。ただここ2戦はテン3ハロン33秒台で追走一杯。モズスーパーフレアが引っ張る流れでは厳しい。

【－】エングレーバー
内枠を引いた時の成績が良いが、今の外伸び馬場とはミスマッチ。心斎橋Sでハイペースを克服していて、スプリント適性はありそうだが。

【－】コンパウンダー
追走一手の差し切り専門馬。ただ休み明けは反応鈍いのか今一つ。前走と同じ斤量で軽ハンデ妙味も薄い。

【☆】ノーワン
CBC賞は直線追い上げたが時計が速過ぎて届かず。前々走も前残り展開で差し不発。上がりの脚は4戦連続2位以内、今回激流に身を任せて突っ込むか。

【－】ロジクライ
スプリント戦転向後は結果出ず。そもそもここで追走できるのか怪しく、勝ちパターンが見えない以上見送り妥当。

【－】ファストフォース
CBC賞は超絶高速馬場で行った者勝ち。今回は強力な同型がいて馬場も外差し傾向、斤量3kg増と買えない材料ばかりが並ぶ。

【－】ジャンダルム
ブリンカー装着後は前受けで安定。春雷Sも斤量を背負って2馬身半差の楽勝。ただ外差し馬場で57.5kgを背負って前受けするのはしんどい。

【－】メイショウケイメイ
毎回後ろで付いて回るだけ。展開が向く向かない以前に51kgの軽量でも通用しない以上、単純に力が足りない。

【▲】シゲルピンクルビー
函館スプリントSは序盤から置かれて後方の内、直線は前が詰まって脚を余しての負け。今回は和田騎手に手が戻るし、人気落ちで妙味。

【－】メイショウカリン
巌流島Sで後方一気の貫き勝ちも上がりを要した凡戦。CBC賞51kgで1秒1差負けが実力で、展開が嵌っても苦しい。

【○】アウィルアウェイ
CBC賞は勝負どころを軽く捲り上げて楽勝かと思いきや、前が止まらず負け。18頭フルゲートのここでも同じように動けるなら勝ち負け。

【－】モズスーパーフレア
実績断然とはいえ1年以上勝っていない。追い切り過程も内容も昨年より劣る。年齢も重ねているし、今年は絶対的な存在ではない。

【－】ファンタジステラ
安達太良Sはハイペースで唯一前で踏ん張っての勝利も時計は平凡。前付けで意外性のある馬だが、今回は展開が向かない。

【－】レッドアンシェル
昨年は初ブリンカーで4角内前から直線外に持ち出して突き抜け。今年は外寄りの枠を引き、差し構えると届かない。

【－】メイショウキョウジ
小倉と好相性も昨年のこのレースは11着。北九州短距離Sでブリンカーが嵌って3着もここ2戦はサッパリ。現状嵌り待ち。

【－】アスコルターレ
マーガレットSは前が止まったとはいえラスト物凄い伸び脚。福島テレビOPは外枠前付けには厳しい展開。外差し馬場に乗りたいが時計が足りない。

【－】ヨカヨカ
CBC賞は超高速決着で、追走に回った段階で勝負ありだった。一度使った効果はありそうだが、この枠からだとまた付いて回るだけ。

【◎】ボンボヤージ
小倉でテン3ハロン33秒台を3回走ってオール連対。大外枠から差し構えになるだろうが、3kg減の斤量もあって魅力十分。

◎ボンボヤージ
○アウィルアウェイ
▲シゲルピンクルビー
☆ノーワン
馬複4頭ボックス（6点）