【競馬予想Vol.252】第15回カペラS

今回のテーマ

これといったものが見当たらなかったため省略。


トラックバイアス分析・展開予想

月曜に18.5ミリ、火曜にも9.5ミリの降雨があり、その後晴れたものの含水率は稍重に近い良馬場。土曜のダート上級クラスは差し決着。アクアラインS(3勝クラス・ダート1,200M)の勝ち時計1分10秒5は例年並みで、カペラSはこれより1秒前後速い決着を想定。シンシティ、ジャスティン、ハコダテブショウと速い馬が内枠に集結したことで激しい先行争いが起こりそう。中団外からの差しが有効。


全頭分析

【△】リュウノユキナ

(+)昨年最内からロス無く立ち回って2着。行き脚に衰えみられない。
(-)このところ前を追いかけて届かずの繰り返し。アタマは期待薄。

【-】シンシティ

(+)アイビスSD2着の速力評価。好枠活かして飛び出し居残り狙い。
(-)ここ2戦他に行かれて沈没。直線に坂があるコースも良くない。

【-】ジャスティン

(+)一昨年の勝ち馬。今年も大和Sを逃げ切るなど行き脚好調キープ。
(-)前走59kg背負ってハイペースでも止まり過ぎ。即巻き返し疑問。

【-】ジャスパープリンス

(+)中山でハイペース逃げ切り実績あり。行き切れるなら侮れない。
(-)今年に入って二桁着順のオンパレード。ここも付いて回るだけ。

【-】ハコダテブショウ

(+)不良馬場のながつきSでレコード。全5勝中4勝が逃げの韋駄天。
(-)一度捕まるとあっさり沈没する。ピンパー傾向でアテにならない。

【-】リメイク

(+)前走はシャマルにコンマ2秒差2着。古馬相手に通用の余地ある。
(-)スプリント戦は実質初出走。テンから速い展開が合うかどうか。

【-】エアアルマス

(+)室町Sは直線先抜けから後続寄せ付けず。本質的に短距離合う。
(-)気難しく揉まれ弱いのが難点。初の中山コースがどう出るか。

【-】ヤマトコウセイ

(+)短距離馬らしからぬ大跳び走法。小林脩斗騎手騎乗時4戦全勝。
(-)重賞初挑戦で単純に相手強化。並ばれて差し返せるかが焦点。

【◎】クロジシジョー

(+)ハイペースで差して連続好走。ここも立ち回り次第で十分通用。
(-)このところずっと湿った馬場。乾いた砂で追い上げ効くか微妙。

【-】ヒロシゲゴールド

(+)今春の千葉Sは番手追走から2着。常時前に行ける脚は評価。
(-)このレースは過去2回出走して凡退。ここでは速さが足りない。

【-】アティード

(+)初風Sは後方から軽やかに捲って突き抜け。嵌った時の脚強烈。
(-)スタート下手で前走は発走直後に落馬。とにかくスタート次第。

【○】オーヴァーネクサス

(+)オータムリーフSは内を突いて完勝。並ばれて差し返す脚あり。
(-)今回は距離短縮かつ初の中山。序盤で置かれるようだと苦しい。

【△】オメガレインボー

(+)昨年は前残り展開を差して3着。ペース・距離不問で突っ込める。
(-)1年半、10戦連続未勝利。後ろから行く馬らしく結局は展開頼み。

【-】カルネアサーダ

(+)芝・ダート織り交ぜ3連勝でOP入り。安芸Sは外から先行して勝利。
(-)時計自体は特段速いということもない。ここでは速さが足りない。

【-】ピンシャン

(+)全6勝中5勝は逃げ切り。良馬場で行き切れば居残りの余地あり。
(-)1,200Mは未勝利戦勝ちのみ。いきなりテン全開のここでは苦しい。

【▲】レディオマジック

(+)天王寺Sは直線中団外からきっちり差し切り。外枠は好都合か。
(-)ここに入ると持ち時計が心許ない。前に止まってもらう必要あり。


結論

今年は飛び抜けて強い馬が見当たらないので、単純に前がやり合って潰れたところを差してきそうな馬をボックス買いしてみる。クロジシジョーは浦佐特別、浜松Sとテン3ハロン33秒台の激流を差して勝っている点に注目。良馬場で時計を詰められるかどうかだけ。

相手は大阪スポーツ杯でクロジシジョーとコンマ1秒差のオーヴァーネクサス。前走でオープンを勝っているのに何故か人気が無いので狙う。1年以上勝ち星から遠ざかっているものの時計自体は速い昨年の2着馬リュウノユキナ、前走差して1分9秒5なら上々の昨年の3着馬オメガレインボーを無難に押さえる。

大穴はハイペースの天王寺Sを大外枠から差し切り、ドスローで前残り決着となった霜月Sで後ろから行って差し不発のレディオマジック。鞍上は中日新聞杯でプログノーシスを華麗に飛ばした藤岡佑介さん。君の好きな追い込み馬だよ。さあ、馬鹿にした奴らを見返してやれ。

◎クロジシジョー
○オーヴァーネクサス
▲レディオマジック
△リュウノユキナ、オメガレインボー
馬複5頭ボックス(10点)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?