【競馬予想Vol.356】第58回京都大賞典

2023年10月9日 08:49

トラックバイアス分析・展開予想

京都開催自体は5月28日（葵S・白百合S当週）、Aコースでの施行は5月7日（京都新聞杯・鞍馬S当週）以来。東京と同じくコースのどこを通っても絶好、つまり最短距離を通ることができる内が有利。
今週は水曜に19.5ミリの雨が降った以外は晴れ。日曜7時時点のクッション値は10.0。日曜午後から雨が降り、月曜は重馬場でスタート。クッション値は8.1で、前日とバイアスが変わっている可能性がある。
アフリカンゴールドの単騎逃げチャンス。しかし内に先行先捲りタイプのブローザホーン、スタミナの塊ディープボンドが構える布陣でまんまの逃げ込みは難しそう。どちらかと言えば後ろから行く馬が多く、展開的には出来るだけ前にいたほうが楽。

（＋）勝つ度に着差拡大評価。ゆったり流れる長距離戦なら互角の勝負。
（－）前走は緩い相手で圧勝して当然。時計出る馬場こなせるかどうか。

（＋）昨年阪神開催のこのレースを外から貫く。外回り替わりで復権。
（－）ジャパンC勝ちで2kgの足枷付き。京都だと他も速い脚使ってくる。

（＋）東京の長距離重賞で2着2回あり。捲って先抜けで押し切り視野。
（－）前走は完全にキレ負け。綺麗な馬場で決め手勝負になると厳しい。

（＋）天皇賞春3年連続2着のスタミナの権化。前で受け止める力はある。
（－）出来れば消耗戦が希望。前半溜めて直線ヨーイドンだと分が悪い。

（＋）新潟記念は内突いて上がり最速3着。3勝マークの2,400Mで尚良し。
（－）行き脚緩く序盤置かれるのがネック。前走は差し展開が嵌った感。

（＋）休み明けは4戦連続連対中。近走崩れたのはGIだけで安定感抜群。
（－）昨年はヴェラアズールに一方的に突き放される。一気の脚に弱い。

（＋）宝塚記念もコンマ4秒差に健闘。京都記念3着ぐらい走れば通用。
（－）中団外フリーから伸び切れずの前走内容不満。詰めが甘過ぎる。

（＋）昨年阪神開催のこのレースで早め進出して4着。差し構えて妙味。
（－）ここ2走は後ろに置かれて差し届かず。2,000Mベストで距離長い。

（＋）勝負どころで上がっていける。京都の3角からの下り合いそう。
（－）緩い流れの福島牝馬Sは差し損ねる。純粋な上がり勝負で劣勢。

（＋）目黒記念でようやく重賞初勝利。川田騎手騎乗時【2・3・1・0】。
（－）後ろからの馬に差されることもしばしば。決め手上位も過信禁物。

（＋）昨年阪神開催のこのレースで差して3着。長距離適性ありそう。
（－）反応悪く今年3走全て4角で置かれる。ここでも同様だとしんどい。

（＋）前走よりはハナに立ち易いメンバー構成。単騎逃げあるのみ。
（－）穴を開けた京都記念は阪神内回り。大箱京都外回りでは厳しい。

（＋）8歳にして去勢。一貫して長めの距離を使い続けているのは良い。
（－）折り合い付いて従順になったとしてもここでは力が違い過ぎる。

（＋）2,400Mは白鷺特別を圧勝した距離。引き続き前付けで居残り狙い。
（－）14頭立て以上で12戦全敗。この枠からポジション主張も難しい。

今週もずんだもん動画でお楽しみください。

【11月28日更新】動画公開は終了しました。

◎ボッケリーニ
○ディープボンド
▲ビッグリボン
△ブローザホーン、インプレス、ヒートオンビート
馬複◎流し（5点）、3連複◎1頭軸流し（10点）

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