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【レース回顧Vol.381】第16回カペラS


レース結果・収支

1着【◎】テイエムトッキュウ(2番人気)
2着【-】チェイスザドリーム(10番人気)
3着【-】メタマックス(6番人気)
4着【○】リュウノユキナ(1番人気)
・・・
8着【▲】デュアリスト(5番人気)
9着【△】オメガレインボー(7番人気)
10着【△】アティード(12番人気)
・・・
馬複7点ハズレ 3連複3点ハズレ
レース収支:-1,000 累計回収/投資:173,710/172,000(101.0%)


率直な感想

テン3ハロン33秒4(実際は33秒5)。あれ?めっちゃ緩くない?リードも十分だし、残っちゃうよ?2番手の馬も残りそうだな・・・。リュウノユキナも来れない?何というか、全く盛り上がらないレースだった。


トラックバイアス分析・展開予想の振り返り

レース前の見解

  • スタート地点が芝、最初のコーナーまで下りが続くコースレイアウトでテンから猛烈に速い。過去10年のテン3ハロン平均は33秒19。昨年は32秒2という芝GI以上の超絶ハイペースだった。前で残すよりは前がタレたところを差すほうが簡単。

  • このコースでテン3ハロン33秒台連発のテイエムトッキュウの逃げ。スズカコテキタイ、リュウノユキナなど好位追走勢も数が揃っている。差しが効きそうだが時計が速いと逆にしんどくなる。前で残すならせめて1分10秒前半の時計実績が欲しい。

レース指標

LAP:11.8-10.5-11.2-11.3-11.8-12.7
勝ち時計:1.09.3(良) テン3F:33.5 上がり3F:35.8

レースの振り返り

チェイスザドリームが好スタートから前に出てきたものの、テイエムトッキュウが馬なりでハナ。最高速度は71.4km/h。知ってたけど速いよ。デュアリストが早めの3番手。三浦さんやるやん。リュウノユキナは内に寄せて5番手。想定よりちょっと後ろ。オメガレインボーは後方外。届くか?アティードは最後方。これはダメ。

600M通過33秒4。あれ?めっちゃマイルドやん。テイエムトッキュウはずっと馬なり。2馬身後方にチェイスザドリームを引き連れて直線に向いても間隔は全く変わらず。リュウノユキナもチェイスザドリームに追い付けない。おかしい。カペラSってこんなに大人しいレースだったっけ?結局室町Sの4コーナー1番手・2番手による行った行った決着。

高速なのに前が止まらない「物理的行った行った」決着。
中団から早めに動いていったメタマックスがギリギリ3着。

テイエムトッキュウはいつも通りの走りで特段何もしていない。テンのスピードが抜けていて、持ち時計の裏付けがあって、内枠を引いたここで沈むほうが難しかった。チェイスザドリームも好スタートを切った上に芝スタートで行き脚も付き、何にも絡まれず2番手で居残り。これでは後続は何も出来ない。

リュウノユキナは大外枠ということで終始外を走らされた上、前が止まらず逆にヘバってしまった。想定ではそれでも2~3番手には入れると考えたが甘かった。デュアリストは4コーナーから手を動かしてチェイスザドリームを捉えに行ったところ、直線半ばでガス欠。先行では大体こんな感じ。ただ今回は差し構えたらもっと負けていた。

後ろからはメタマックスが4コーナー8番手から3着まで押し上げ。中団よりやや前という位置取りでも上位2頭には全く絡めなかった。オメガレインボーは後方から外を回して、アティードは出遅れて最後方から捲り上げる競馬で何も出来なかった。差して1分10秒5でも先頭から1秒以上も離されるところにカペラSの異常性が見て取れる。

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