【競馬予想Vol.67】第57回CBC賞
昨年は阪神で行われ、ラブカンプー復活の逃走劇で大波乱。今年はまた場所を替えて小倉。ん?まるっきり北九州記念やん。
小倉は1コーナーから2コーナーにかけて上り、その後段階的に下って最後の直線は真っ平。北九州記念、ではなくて今回のCBC賞が行われる芝1,200Mはいきなり下りから始まってそのまま下っていくだけのコース形態。
小倉第3回第1日(7月3日)の芝レース
1R(2歳未勝利/芝1,200M)1.07.9(33.2-34.7)
3R(3歳未勝利/芝1,800M)1.43.8(35.4-34.2)※レコード
5R(2歳新馬・九州産/芝1,200M)1.10.1(34.5-35.6)
7R(3歳未勝利・牝/芝2,000M)1.57.5(33.8-36.1)
8R国東特別(3歳上1勝/芝2,000M)1.57.5(34.4-35.5)
10R戸畑特別(3歳上2勝/芝1,200M)1.06.4(32.3-34.1)※レコード
12R(3歳上1勝/芝1,200M)1.06.9(32.4-34.5)
小倉は3月上旬以来4か月振りの開催で、夏開催は野芝オンリー。元々時計が出易い下地はあるのだが、今年は尋常でなく速い。競馬場の違いはあれど、3Rの未勝利戦で毎日杯のシャフリヤール(1分43秒9)より速い時計が出た。極めつけは10Rの戸畑特別で、アグネスワールドのコースレコード(1分6秒5)を更新。この後の最終レースでも当然のように1分6秒台が出た。
10Rと12Rはいずれもハナを奪った馬が逃げ切り勝ち。前述のコース形態からしても速さでそのまま押し切るのが手っ取り早い。せめて好位で追走しないと勝ち負けは難しそう。
内からファストフォース、ビオグラフィー、外からヨカヨカ、ピクシーナイトが先手を主張。スタートの出が良かった馬がそのまま行きそうな感じ。人気どころが総じて前で展開的には差しの出番だが、この超高速馬場で前が止まってくれるかは疑わしく、前有利で見立てておくべき。
人気どころは厳しく評価、人気薄は盲点が無いか精査。
【-】タイセイビジョン
京王杯スプリングCは久々で出負けするなどいい所なく凡退。今回は函館2歳S以来の1,200M戦。ハンデも背負うし、行き脚が付くかどうか怪しい。
【-】メイショウケイメイ
紅梅S勝ち以降13戦して3着以内無し。過去4回51kg以下の軽ハンデを貰ったがいずれも足りていない。現状前崩れ待ち。
【▲】ファストフォース
今回初ブリンカー。今回久々だが3週続けて栗東坂路で加速ラップを踏む好調教。小倉で前付け勝ちがあるし、初めての軽ハンデで奮戦に期待。
【☆】クリノアリエル
大濠特別は1分7秒0で差し切り勝ち。下関Sも大外の更に外からぶっ飛んできており、小倉適性はかなり高い。13頭立てで捌き易くなるのはプラス。
【△】クーファウェヌス
今回初ブリンカー。小倉で前付け勝ちあり、久々も苦にしていない。51kgの軽ハンデも初めてで、好位付けから出し抜く競馬に期待。
【○】ビオグラフィー
京王杯スプリングCは同じ勝負服のラウダシオンに可愛がられての逃げで内容的には力負け。ただ距離短縮かつ速さを活かせる小倉替わりで前進可能。
【-】プリカジュール
障害帰りで軽ハンデ。ただ芝では4戦全敗、下関Sではハナを奪ったもののブービー負け。ここも行けるだけ行くだろうが基礎能力が足りていない。
【◎】メイショウチタン
クリノガウディーに中京でコンマ6秒差とコンマ3秒差、レコード決着の阪急杯でコンマ6秒差。前付けで速く走れるので小倉替わりが嵌りそう。
【-】ヨカヨカ
小倉で逃げて2勝は強み。しかし葵Sで後ろから行ったというのが気になる。軽量のここは押してでも出していくだろうが、周りも考えることは同じ。
【-】アウィルアウェイ
完全追い込み型で展開に左右される。今回は差し向きの流れとはいえ超高速馬場なのがネック。前残りだったオーシャンSの二の舞になりそう。
【-】ピクシーナイト
シンザン記念は逃げ馬不在を逆手に取っただけで評価に値しない。速さの裏付けが無く、1,200M戦初出走でこの人気なら来たらごめんなさいで見送り。
【-】メイショウカリン
巌流島Sはテン3ハロン32秒6の激流を突き刺しての勝利も時計は平凡。オープンクラスだと埋没する。51kgの軽ハンデでどこまでやれるか。
【-】ノーワン
フィリーズレビューの内突き勝利から16連敗。基本的に後ろから行って届かずの繰り返し。この馬場で後ろからでは恵まれても厳しい。
◎メイショウチタン
○ビオグラフィー
▲ファストフォース
△クーファウェヌス
☆クリノアリエル
馬複◎○▲△ボックス(6点)、3連複5頭ボックス(10点)
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